常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第360回です。
以前の記事(第350回 闘え!性癖カードバトル!! - 汚泥の底日誌)でおよそ10年前の学生時代に仲間内で作った「性癖カードバトル」というゲームをなんとかしてこの時代にふさわしいオンライン適用化ができないかと考えてオンラインルールを書いたのですが、やはりそのままでは机上の空論。
というわけでTwitterで呼びかけて人数を集め、実際にやってみました性癖カードバトルオンライン!!
2日に渡って行われたこのテストプレイなのですが、初日はそのまま、2日目は初日の反省点を加えた改訂版ルールで行いました。
オンラインとオフラインとでの違いとして感じたのは1ゲームの長さ。
かつて仲間内でやってた時は1ゲーム長くて30分くらいだったように記憶していたのですが、今回初日は1ゲーム1時間半、2日目でも1ゲーム1時間かかる長丁場となりました。
もちろんこれはオンライン故の手札管理やカード配りに複数の手間がかかることが一因ではあるのですが、オフラインの場合どんどんカードを積み重ねて乱雑なフィールドだったものがオンラインだとどのヘキをどういう順番で付けたのかが逐一表示されることもあってストーリー性が生まれ、ほんの数ゲームしかやっていないオーディエンスたちが「3枚目で解像度が上がる…」「4枚目で方向性が固まるぞ!」などといった感じに明らかにゲームに対する理解度が上がっていたのでこれは手間に見合う効果であったと思います。
次いで初日→2日目で行ったルール変更と補足ルールについて。
魔法カード「デリート」の追加。
ヘキを積んでいく際に序盤に出したヘキがどうしても今の手札とシナジーがない。
そんな時にこれを使うことで既に積んだヘキを1枚削除できるという魔法カード。
ただし発動タイミングはそのターンヘキを積んでいないこと。
そしてデリートをしてストップをかけることは不可とする。
中々面白いカードなのですが、2日目のバトルプレイヤーが総じてデリートを必要としないタイプの性癖ストだったために今回未使用。
今後のプレイに期待ですね!
そして罠カードの仕様変更。
基本ルールでは罠カードは発動時に罠と相手の出したヘキがいかに自分のキャラクターに合うかを語り投票するものでしたが、これがラストのテラーと被る、ラストターンで罠を使うとその後のテラーが無用になるということで罠カードと相手の出したカードにシナジーがあるかをオーディエンスに確認という方法にチェンジ。
また罠カードの設置、発動も1ゲームに1回に制限。
これでどのタイミングで罠カードを仕掛けるかの戦略性が生まれるわけですね。
さらにストップ後のヘキを盛るターン数の制限。
元のルールでは相手がストップを宣言してももう片方はストップをかけるまで盛り放題でやっていたのですが、それだととにかく盛ればその後の盛り上がりポイントであるテラーが不必要になってしまうので、こちらを片方がストップ後盛れるのは2ターンまで。
この辺は参加者の数やラストの投票の際に投票ポイントを増やすことでもっと改善ができそうです。
そして1番の変更点にしてこのゲームの肝となるポイントである「オープン」を1プレイヤー3枚に増加。
合計して6枚のオープンが飛び交う嵐の戦場に…。
既に出たヘキはオープンできないのを逆手にとって「俺のはもう出たから安心」「これ〇〇さんのじゃない?」とオーディエンスによる心理戦が始まるのはとても楽しかったです!
問題点としてはGMの負担がやはり多いこと。
今回は2日共に俺がGMをやったのですが、最初のヘキの収集からカード配布までが特に時間がかかること、そして今回Discordを使って行ったのですが、頻繁に全体チャットと個別チャットを行き来するので操作ミスが心配。
実際2日目でとあるプレイヤーから集めたヘキを山札に入れ忘れるという痛恨のミスをやってしまったので、その辺りは要改善!
またGMだけは誰がどのヘキを提出したのか丸わかりなので、性癖の支配者という視点でゲームをするのはとても楽しいのですが、オープンのドキドキ感が減少するのはどうにかしたいところ。
事前にお題箱やマシュマロを使ってヘキを集め、それをメンバーで共有したり、Googleフォームを使うなどの案が出たのでこちらも要検討。
問題点もありましたが、2日に渡って総じてゲームそのものはとても盛り上がったのでゲーム考案者としては嬉しい限り!
次回はマルチバトルもやってみないか?という案も出ていて、今から次回が楽しみです!
興味のある方は是非みなさんでプレイしてみてくださいね!
ブログの感想、お題、ネタなどありましたら
johnny.may.jellyfish@gmail.com
までお送りください。
また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!