常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第1110回です。
邦画のポスターは映画を売りたい!よりも映画に出ているこの人を売りたい!が強いらしく、海外映画に比べるとポスター全面に所狭しとキャストが並んだ所謂ブロッコリーと呼ばれるポスターになりがちです。
と言っても邦画に限った話ではなくドラマやバラエティ番組の宣伝広告、なんならアニメなんかでも登場人物がギッチギチに詰め込まれたブロッコリーなパッケージになることが多いです。
ここまでくるとこのブロッコリーパッケージこそがジャパニーズスタイルと言っても差し支えないんでしょうね。
別にそれが悪いわけではないんですよ。
特に近年はアニメでも声優さんやキャラクターデザインをしたスタッフさんなどの裏方の人もしっかり重視する傾向がありますから、あの人が描いたこの声優さんが声を当てるキャラクター!というのを全面に押し出すのも1つの広告戦略だと感じています。
とまぁ映画にドラマにアニメにと、次元を問わずブロッコリーパッケージが増えているのは納得したんですが、最近ゲームショップをぶらついていてふと思ったんですよね。
「ゲームでもこのブロッコリーパッケージ増えてないか?」
そりゃ映画もドラマもそうなって、アニメですらブロッコリーパッケージになるならゲームもなるだろう!と思うかもしれませんが、ゲームのパッケージって裏面があるんですよ。
裏面にめちゃくちゃ情報が載ってる媒体ってそれこそゲームパッケージの特権とまで俺は思っていて、裏面に情報を集約できるからこそ表でスタッフがやりたいことできると感じていたのですが……。
裏面に攻略情報を仕込んだメタルギアソリッド3や裏面に載せたプレイ画面に表示されたヒトカゲのニックネーム「セパルトラ」を後年アニメで拾ったポケットモンスターシリーズなど、表と裏があるからこそできることや面白いことがあると思っていただけにゲームにまでブロッコリーパッケージ化の流れが来ていることは意外でした。
と、そこまで感じてから思ったのですが、そういえば裏面って久しぶりに見たな。
いやね、俺ことケンロクエンは本は電子版、ゲームもダウンロードで購入と基本的にデータ化できるものはとことんデータ化しているんですよ。
飾ったりディスプレイしたりするセンスもないので物理的アイテムを買っても持て余しちゃうので、ケンロクエンルームは妹様をして「豪華な独房」と言われるまでに物がないのですが、そうなると当然ゲームパッケージを見ることってほぼないんですよね。
購入画面とかを経由する関係上表面はまだ見るのですが、いざ購入画面に移ると見るのは実際のプレイ画面やムービーシーン、それらのスクショくらい。
そうなると当然キャラクターの顔や姿をじっくり見られる部分も限られてしまい、その限られた最たる例がブロッコリーパッケージ……!
なんということだ……!
裏面がどうのこうのと言いつつ自分自身が最もブロッコリーパッケージの恩恵を受けていたなんて!
うーん、図らずもブロッコリーパッケージの有用性に気づいてしまった。
実際にどんなキャラクターがいるのかサクッとわかったり、パッケージに映る大きさで重要度合いを推察とブロッコリーパッケージが一概に悪いとは言えないですからね。
時代の流れ、人の変化、まさかブロッコリーパッケージが主流になるにはそれなりの理由があったのでは!?という結論に辿り着くとは、情報を咀嚼して自分自身で言語化しないとわからないもんですなぁ。
ではまた。
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