汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第1043回 大人になれば泣けると思ってた

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第1043回です。

 

感動して泣いたことはありますか?

高まる感情に涙したことはありますか?

 

残念ながら俺はありません。

 

世の人々が泣ける泣けると話題の作品を見ても感動こそするのですが、ガチガチに固まった我が涙腺は微動だにしない始末です。

 

別に涙が出ないからと言って感動してないわけではないですし、ちょっとしたことでもすぐに涙が出てくる人もいるので、涙の有無と感動の高低は比例しないのですが、昔はなんとなく大人になっていろんな作品を知れば作品の登場人物と一緒に笑い、怒り、そして涙を流すような感受性が手に入るものだと思っていました。

 

いつしかそれは涙を流したことのない自分は感受性がカスだとか、そのレベルの作品に出会えてないのでは?という強迫観念に成り代わり、一時期はやたらと感動を押し出した作品を見まくり、そして泣けないことでさらに追い込まれるという悪循環に陥っていました。

 

まぁ今となっては泣けなくても感動してるんだってのは理解できるくらいには大人になりましたし、そもそも涙が出たってこれ見よがしに人に見せるもんでもないから気にしたところでどうしようもないってわかりますけどね。

 

でももし本当にこの不動の涙腺が爆破決壊してべしょべしょ泣くような作品がこの世に存在するなら出会ってみたいし、感動による清々しい涙が流せるのならそりゃ流してみたいです。

いつか俺が泣くほどの何かに出会うとして、それは一体どんな作品なんでしょうか?

できれば愛や希望の物語で泣ける自分でありたいです。

 

幼少期における年に幾度もない貴重なゲームを買ってもらえるチャンスを中古ワゴンのガイアセイバーに捧げてしまい、親の手前面白くないとはとても言い出せず、夜の部屋で怒りと憎しみで流したあの涙。

悲しいかな、何かを見て涙したのはあれだけです。

 

感情が動くといえば間違いなくあれも感動なのですが、俺はプラスの感情で涙を流したいんです。

それが大人になれば自然と訪れると思っていましたが、なかなかそうもいかないものです。

 

俺の涙はいつまでガイアに囚われたままなんだろうなぁ……。

 

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