汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第1022回 見たいのはリアルじゃなくてリアリティ

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第1022回です。

 

その昔とある能力バトル漫画の実写版を見たのですが、殺人犯が能力を得てさらなる罪を犯すというストーリーラインこそ同じだったのですが、原作では「ヒャッハー!これでもっともっとやりたい放題できるぜぇ〜!!」とハイテンションだったのが実写版では「この能力でさらにやりたい放題できるぜ……ふふふ」とやたらローテンションになっていました。

 

バレずに罪を重ねるというならローテンションで慎重かつ狡猾に立ち回りそうな実写版の感じの方が犯罪者っぽいといえばそうなのですが、でもそれって「リアル犯罪者が能力を得たら」であって「能力を得てヒャッハー!になってる漫画のキャラが実写に飛び出してきたら」ではないじゃないですか。

俺が見たいのはリアルじゃなくてリアリティ、リアルっぽさなんですよ。

 

リアルに寄せるかリアリティを出すかって凄い難しいところであると思いますし、リアルに寄せた作品が面白くない、失敗するかっていうとそれまた違うので正解はない問題だとは思うんですが、でも俺個人としてはリアリティ路線であった方が面白く感じます。

あまり詳しくないので滅多なことは言えませんが、2.5次元と呼ばれるアニメやゲームの舞台って限られた舞台というフィールドでいかに原作を呼び起こすかに注力していて、それゆえにビームも出なきゃエフェクトもないのにまるで本物!!っていう感動があるんだと感じてるんですよね。

 

実写化という言葉が烙印めいた扱いをされてから長いですが、もっとリアリティを感じられる作品が増えればそれも薄まるのに……とボヤく今日この頃です。

 

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