常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第1044回です。
漫画家やイラストレーター、配信者としても活躍する八尋ぽち先生の主催するサークル「ぽち小屋。」さんが発刊した最新の同人誌がレビューにおいて「28ページは少なすぎる」という旨の理由で⭐︎1をつけられたというツイートが話題になっています。
28ページは少ないのか?
ぶっちゃけ正解は無いと思いますし、ぽち先生自身がキャラクターの掘り下げが足りない部分はあったと言っていますので、この問題についてこうあるべき!というものを言うのは野暮で無粋というものでしょう。
じゃあ後は主観で語るしかないだろう!
同人誌のページ数を、あくまで読む側の俺が!俺の主観で考えていきましょう!
まぁ大前提として同人誌って描く人の描きたいものをブチ込んだ「物質化したパッション」みたいなものじゃないですか。
そんなもんいくら厚くても困りませんからね。
さて、主観でだらだら語るとはいえ、この問題に手を出す以上はやるべきことがあるでしょう。
はい、買いました。
誰もいるはずのない旧校舎に現れた、随分と昔の制服を着たミステリアスな女性とほにゃほにゃ……。
…………。
これは問題に対して当事者意識を持つためのものであり、人生初のコミケで同人誌を買ったはいいがえっ……な同人誌も買ったので同居人にバレないように人生初のえっ……な本どこに隠すかに直面しているケンロクエンが、やっぱそういう悩みのない電子書籍って良いよね!とか思っているわけでは無いことは賢明なる汚泥の底日誌読者ならわかっていただけると思います。
今回の同人誌、物語全面に散りばめられたミステリアスな雰囲気が姉なるものを描いているぽち先生らしいと感じ、ケンロクエンとしては28ページであっても少ないとは感じませんでした。
しかしこれは俺がぽち先生のファンだからというのも過分に影響しているとは思います。
ところで同人誌・商業誌限らず電子書籍で読んでる人って何で読んでますか?
ケンロクエンは電子書籍に変えた直後こそスマホで読んでいたのですが、セリフが多い漫画や小説を読むのには不向きだと感じたので、今はタブレットで読んでいます。
……もしかしてコレか?
いそいそとパソコンを起動。
同人誌をパソコンでも読む。
スマホでも読む。
もう一度タブレットで読む。
スマホ・パソコン、そしてタブレットで同じ同人誌を読み比べて思ったんですが、スマホとパソコンって本を目で追うってことをしないんですよね。
スマホの画面だとギュッと圧縮され、パソコンだと画面との距離が開くためにページそのものが一枚絵のように感じるんです。
それに比べてタブレットだと雑誌サイズこそありませんが、漫画の単行本よりちょっと大きいくらいはあります。
顔との距離も漫画と同じくらいなので、必然的にコマやセリフを目で追うという作業が挟まります。
当然スマホ・パソコンで見るよりも1ページにかける時間が増えるため、少なく感じなかったのではないかと俺は思います。
実際のところスマホで見たときは一度タブレットで読んだとはいえサクッと読み終えてしまいましたし、パソコンで見たときは画面に見開き2ページずつ表示されたこともあってあっさりに感じてしまった部分は否めません。
そしてなんと言ってもページめくりが電子はあっさり。
タップでトントンページが進みますし、クリックカチカチでまた進む。
紙をめくるあの感覚が好きで電子より物理という人もいますし、タップやクリックでは味気ないなんて話も聞きますからね。
それに比べて同人誌はザ・同人誌といえるサイズがA4サイズです。
実際にコミケで買った同人誌をいくつか読むと、パラリパラリなんてもんじゃないマジでバサッバサッという感じなので、リアルに肉体にかかる負荷が段違い。
物理的な読み応えが違うんですよね。
この物理的な読み応えがあるかどうかって結構重要かもしれませんね。
電子書籍派としては100ページ超えの超大作でもどんと来い!な気持ちですが、物理で100ページ超えてると読んでる間に手が疲れてしまうかも……。
同人誌のページ数を考えていって電子と物理の差を分けるのがまさかのページを目で追うこととめくる動作のフィジカル問題になろうとは……。
端末の際で感覚が変わるというのも新鮮だったので、持ってる本を片っ端からいろんな端末切り替えて読み漁ってみようかな?
この本はパソコンで読め!とか、スマホで読むのにはオススメの漫画!とか、まだまだ世の中には楽しみ方がたくさんありそうですね。
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