常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第1029回です。
かねてからプレイしていたパラノマサイトをクリアしました。
神の視点で多数のキャラクターを操るというゲームそのものをギミックに組み込み、そしてそれが上手く、本当に巧妙に機能しているのは素晴らしいです。
どうすればいいんだ?という謎が解けた時のガチャン!と歯車が噛み合って全体が動き出すかのような感覚は堪りませんね!
しかしながらストーリーそのものはビターエンドに近く、個人的に納得いかない部分もあったのも事実。
その一方でストーリーの中で干渉できるのはこのパラノマサイトのメインである蘇りの秘術だけであることにもしっかりと説明があるので、これがどうにもならないことにも納得できてしまうのが辛いところ。
ストーリーが進むにつれてわかってくる残酷な真実。
まさかヨーコが全ての黒幕だったなんて……。
そしてそれを止めるためには彼女の死は避けられないということも。
パラノマサイトはキャラクターデザインがとにかく好みで、ヨーコの少しボーイッシュの入ったデザインは一目でいいね!と思うくらい好きだったので、そのヨーコが全ての諸悪の根源であったことがとても辛い……。
そして最終的にヨーコの死をもって蘇りの秘術そのものが発動キャンセルされたことでキャラクターによっては明暗がハッキリしてしまいましたね。
ねっとりとした悪役かと思いきや主人公の一角で、リヒタと組んでからは若干天然の気が見えるナイスコンビで実質このパラノマサイトのヒロインでもあったマダムことハルエがとにかく不憫……。
彼女はこの蘇りの秘術をめぐるあれこれの中で自分に決着をつけたので、秘術のない世界でも前を向いて生きていけることを切に願います。
そしてネジマぁ!お前まさかの勝ち逃げかよぉ!!!
お前のせいで白石美智代の周囲の悲劇は起き、マダムの子供も死んだのに、お前はアシミヤのおっちゃんとして生きていくのか!?
作中でゲロった余罪や篠周りの話もなかったことになってしまったし、これだけがマジで納得がいかない!!
生きている限りは前を向いていくしかないというのはこのゲームの主題とも言える部分ですが、それでも……それでも!!
ゲームとしてはとても楽しかったです。
おそらくこの胸に渦巻く感情も制作サイドの掌の上なんでしょう。
それでも俺は!!ヨーコさんを助けたかったんだ……。
蘇りの秘術なんてもんがあって、神の視点でストーリーを行ったり来たりできるんだから、みんなが全員ハッピーでなくとも、それなりに落とし所のある都合のいい終わり方だってあると思うじゃないですか!!
奥州一馬……覚えたぞ……。
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