汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第999回 ハッピーエンドってなんだろう?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第999回です。

 

とある週刊漫画雑誌の漫画が打ち切りに伴ってバッドエンドを迎えたことが朝から話題になっていました。

最初に言っておきますがその作品がその終わり方を選んだのが意図したものかはわかりません。

作者の方からのコメントが無い以上、あくまで「そうなんだろうという予想」の上で盛り上がっている話題ですし、俺自身も「そうなんだろうという予想」の上で今このブログを書いています。

 

俺はその作品をちゃんとは読んでなかったので作品の内容に言及はしませんが、あくまで俺個人の意見としては好きな作品が終わる時はハッピーとまでは言わなくても前向きに終わってほしいなぁという気持ちがあります。

 

漫画、それも週刊連載ともなれば打ち切りは避けては通れぬ道でもあります。

読者視点としても大好きな作品が唐突に終わりを迎えたことは幾度となくありますし、逆に終わらせてもらえなかったのか何年も間伸びした展開が続いたかと思ったら最期は特に話題にもならずにひっそりと終わっていった作品もたくさん見てきました。

 

それゆえに好きな作品にはそれが虚勢であっても前向きに終わってほしいなぁというのは俺個人の願いです。

 

そのせいか漫画に求めるものの1つとして「終わらせ力」というものを求める傾向があります。

どんな形であれとりあえず綺麗な最終回で読後感が爽やかであることが俺としての良い作品の指標の1つです。

 

伏線が投げっぱなしでも!実は世界をめぐる問題は何一つ解決していなくても!とりあえず主人公の本懐だけは遂げている!

そんな作品が好みです。

 

また、綺麗に終わってほしいという気持ちの裏にはそれまでに打ち切りになった作品に対する未練もあります。

漫画だってビジネスですから、売れない漫画をいつまでも雑誌に掲載して誌面を割くことはできません。

故に打ち切りが存在し、それによって雑誌全体の新陳代謝を高めて新規獲得を模索する意図があります。

そしてその際に自分の大好きな漫画が打ち切られて、自分には刺さらない漫画が始まることもあります。

その上その刺さらない漫画が鳴かず飛ばずだっっりすると「だったらアレ終わらせなきゃ良かったのに……」と仄暗い感情を抱いてしまいます。

 

だからこそ打ち切りであっても前向きに終わってほしい。

虚勢であっても頑張って全力で走り切ったけど力及ばず!と胸を張ってほしい。

そんな思いが拭えません。

 

また、打ち切りだからバッドエンドが事実だとして、じゃあ何年やればしっかり終われたんだろう?という気持ちもあります。

 

打ち切り宣告から実際に終わるまでの猶予期間のサンプルケースがソードマスターヤマトしかないせいで情報が皆無に等しいのですが、それなりの期間があって熟慮した上での終わり方であったのならば、俺如きが言えることはもう何も無いのですが……。

 

いろんな漫画の作者さんの話を聞くと良くも悪くも当初の予定と変わったとか、最初はこのキャラはもっと早く退場するはずだったみたいなストーリーや設定の変遷を後書きなんかで見るのですが、今回のは想定の中の終わり方だったのか、気になるところです。

 

作者にとって、読者にとって、ハッピーエンドってなんだろう?

それが頭をぐるぐるしています。

 

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