常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第998回です。
1人〇〇と言うと何を思い浮かべるでしょうか？
1人カラオケに1人ボーリングなどなどさまざまなアクティビティが思い浮かぶものですが、総じてやってみて思うのは「案外それほどでもなかった」ということ。
ハードルが高いと思っていたのはやる前までで、いざやってみるとそんなに難しいことではなかったものが多いです。
まぁ回転率がエグいので調子に乗って歌ったり投げたりすると後から身体が死ぬんですが。
そんな1人〇〇の中で個人的にハードルが高かったのは1人映画。
元より1人で映画を見るなら家でという1人の時はこう！みたいなものがあったからというのも大きいですが、1人で映画館に赴くのに躊躇いがあった1番の理由は感想戦。
感想戦と言うと聞き馴染みのない人もいるかもしれませんが、要は映画を見た直後に一緒に映画を見た人たちと感想を言い合うアレです。
俺の中では映画を見た後にメシを食ったりカフェでコーヒーでも飲みながらあのシーンが良かった！とかここ何のことかわかんなかった……とか序盤の設定なくなってない？とかあーだこーだ言うのまで含めて映画という体験のワンセットだったので、1人で映画を見ても、その感想を吐き出す場所がないのは非常によろしくない。
かと言ってTwitterなどのネットの海に吐き出そうにも、もしかしたらまだ見てない人に致命的なネタバレをしてしまうかも……と思うと1人映画に手を出すのはなかなか勇気のいることでした。
まぁ結果から言うと映画は映画で楽しい！という根本的な部分は変わらないので、やってみたら普通に受け入れられたんですけどね、1人映画。
感想戦ができないことへのちょっとした物足りなさみたいなのはありますが、それで映画が楽しめなくなることもなし、あっという間に1人映画に順応し、わざわざ予定を合わせる必要がないという気軽さから1人映画の方がデフォルトにまでなりました。
……という話を友人にしたところ、感想戦のことまで思い至らなかった！という反応が。
あれ？もしかしてみんな感想戦ってしないんですか？
確かに感想戦はいいことばかりではありません。
例えば2人で見に行って片方は面白いと、そしてもう片方には刺さらなかった時。
うまいことどこが良くてどこが悪かったのか？と議論的な感じに持っていければ盛り上がるのですが、相手が自分と正反対の感想を持っているが故に互いが気を遣って何も言えなくなることがあります。
もっと辛いのがお互いに刺さらなかった時。
アレマジでないよなー！とバカ話にできれば良いのですが、楽しみにしていた作品が刺さらなかった時はそうも行かず、原作が好きだからこそ互いに映画に対しても毒を吐くこともできずに終始不機嫌に……。
本当に実写化は愛を持ってやってくださいね。
でもやっぱり感想戦は楽しいもので、今では1人映画がメインになってしまいましたが、それでも時々やりたくなります。
また誰かと映画でも行くかな？
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