汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第988回 A面B面という概念はもういらないんじゃないかな?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第988回です。

 

ボヤーっとネット上の広告を眺めていたら、とあるアーティストのCDの広告が目に入りました。

 

[アーティスト名]の[曲名]が両A面シングルで近日発売!というものでした。

 

このA面とかB面って概念、もう廃してもいいんじゃないかなぁ。

 

そもそもA面とかB面ってそもそも何よ?と思う人もいるかも知れません。

レコードやカセットで音楽が売られていた時代に、裏と表で収録されている曲が違ったため表題曲が収録されている方をA面、そうじゃない方をB面と呼んで売っていたそうです。

 

それからしばらくして音楽はCDの時代に入りました。

CDは当然裏返して聴くなんてことはしませんので、A面B面という言葉は廃れていき、タイトル曲とカップリング曲という表記に変わっていきました。

しかしこのカップリングという言葉のおまけ感が強かったのか、表の主役と裏の主役という感じの使われ方でA面もB面もないのにこの呼び名がまさかの復活。

ついでにAもBもない!どちらも主役!ということで両A面という言葉が生まれました。

 

正直この概念……いる?

 

なんせCDってそれ自体がもうファンアイテムになってるじゃないですか。

よほどサブスク解禁されてない限りは音楽はダウンロード販売のみ、CDしかないアーティストにしたって結局のところCD取り込みしたスマホや携帯機器で聴くのがほとんどで、CDをプレイヤーに入れてそのまま聴くという人はもはや少数派。

これからもどんどん数を減らすでしょう。

 

そしてCDを買う層である特定アーティストのファンは上述の通りCDをファンアイテムとして買います。

ファンにとってはA面とかB面ってないんですよ。

そのアーティストから出たら全A面なんですよ。

 

気に入った曲だけ買ってる人からしても、その人にとっては気に入った曲こそがA面で、言ってしまえばアーティストがどの曲に気合を入れているかなんて知ったこっちゃないんです。

 

一体この世にどれだけ曲のA面B面気にして買っている人がいるんでしょう?

この概念、本当に必要なんでしょうかね?

 

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