汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第967回 エリアゼロの考察とかしてみる話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第967回です。

 

ポケモンSVの舞台となるパルデア地方、その中央に広がる巨大な縦穴。

エリアゼロと言われるその縦穴の奥底には例えようのない宝物が眠ると言われ、過去に幾度も調査が行われましたが、調査隊は皆帰らず、数百年前に唯一調査に成功して書かれたレポートも今では奇書扱いされるほど……。

 

主人公はボタンとスター団を巡る「スターダストストリート」、ペパーと相棒のマフィティフのためにスパイスを探す「レジェンドルート」、そしてネモの誘いでパルデア最強クラスのポケモントレーナーの称号であるチャンピオンランクを目指すためにジムとリーグを制覇する「チャンピオンロード」をクリアすることで最後のシナリオ「ザ・ホームウェイ」へと進み、エリアゼロの深奥に踏み込むこととなります。

 

エリアゼロには天敵に追われるなどして棲家を追われたポケモンや元よりここに巣食っていたであろうポケモン、そしてタイムマシンにより人為的に未来・過去から連れてこられた時を超えた外来種パラドックスポケモン」が闊歩している異様な空間。

木々や機械すらもテラスタルジュエルに侵食されつつある無機と有機が入り混じる光景を美しく感じるか不気味に思うかはともかくとして、ライドポケモンの普及のせいか道路整備もまともにされずに自然のままの姿を色濃く残すパルデアにおいて明らかに『異質』であることは間違いないでしょう。

 

しかしながら俺はなにか既視感を感じていました。

チャンピオンロードをクリアしてチャンピオンになってから行ける……巨大な穴……そこに出てくるのはモルフォンライチュウ、ラッキー……そして人の手に、科学の力の及んだパラドックスポケモンの面々……。

 

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もしかしてここ、ハナダのどうくつか?

 

 

ハナダのどうくつとは赤・緑・青・ピカチュウのいわゆる初代でチャンピオンを倒してゲームクリア後に行けるダンジョンで、上記のモルフォンたちのほかサイドンやガラガラなどが高レベルで蠢き、その最奥にはあのミュウの子供を遺伝子改造して作られたポケモンであるミュウツー鎮座するダンジョンです。

ちなみにミュウツーに話しかけた時の鳴き声は「みゅー」でとても可愛い。

 

決め手になったのはラッキーの存在。

パルデアの各地になつき進化するブイズがいるのに同じなつき進化のラッキーはいてもハピナスはまるで出ません。

それがエリアゼロであってもとなると、なんらかの意図的なメッセージを深読みしてしまうのがオタクというもの。

え?ハピナスがポンポン出てきたら狩場になる?それはそうだけども。

 

そのほか個人的に気になるのがパラドックスポケモンをエリアゼロに解き放ち、このままではやがて自然や生態系を破壊しかねないオーリム/フトゥー博士のジュラシックパークめいた妄執の産物にして、ペパーにとってはあらゆる問題の根源と言っても過言ではない「タイムマシン」の存在。

 

元より時を超える能力を持ったポケモンの存在は明らかにされていましたし、自身の尻拭いのためにガチャ感覚で人をタイムトラベルさせた傍迷惑なポケモンもいたので時間移動そのものは不可能ではなかったわけですが、人の手によってタイムトラベルが可能になったのは初めて……ではありません。

実は時間移動技術はポケモン世界において過去の遺物なんです。

 

何故ならポケモン金銀の時点で存在しているから。

 

ゲームボーイポケモン金銀で過去作である初代と通信交換する際に使用されるのがタイムカプセル。

後のリメイクで歴史が上書きされ、正史からすっかり消えてしまった時間移動技術の賜物であるこのタイムカプセル。

今でも生きているのでしょうか?

 

そしてこの辺から脳内妄想がヒートアップしてきます。

 

先程俺はポケモンシリーズのリメイクを歴史の上書きと言いました。

ポケモンシリーズのリメイクはそのほとんどにおいて新しい設定や他作品とのつながりが追加され、さらにその後出てくる作品ではリメイク後の色々設定が追加された状態が正史として扱われます。

 

即ち「元からそうであった」と歴史が上書きされていくのです。

 

そうなると脳内妄想大爆発。

そういえば今作の新システムであるテラスタルやスター団の使うスターモービルも、ポケモンのタイプを上書きして変更してしまうものですし、オーリム/フトゥー博士がパラドックスポケモンによる自然破壊をそれも自然の1つの姿と半ば狂気的な側面を見せていた一方で、本当に完コピしてるのか怪しいくらい理知的でペパーを悲しませまいとするAIと、元よりあったものが上書きされたのではないか?と思わせる描写もありました。

 

まだまだ意図的に謎が残されたエリアゼロと謎の円盤パラドックスポケモン

 

個人的考察としてはエリアゼロはなんらかの形で歴史の上書きから逃れた場所、本来こうだった世界の残滓という説。

タイムマシン開発前からパラドックスポケモンの目撃例があったのは、時間移動技術の基礎となる何かや技術そのものがあったのでは?

ヘザーが記憶を失ったのも記憶を上書きされたからでは!?

 

とかなんとか色々妄想が捗っています。

でもこれ全部今後のDLCで間違いだって言われたらクッソ恥ずかしいですよね。

まぁ考察なんてそんなもんです。

 

とはいえ初代からレポート(記憶)は上書きするものですから、割と近いところいけてたら興奮しますよね。

どれだけ的外れになろうとも、やっぱり考察は楽しい!

 

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