汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第931回 電子書籍ってカラーは無理なの?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第931回です。

 

巻頭カラーにセンターカラー、雑誌や単行本の表紙など、漫画で華やぐカラーページ。

キャラクターの髪や瞳、持っているアイテムの色なんかはこうした機会じゃないと確認できないことも多く、「このキャラこんな髪色してたんだ!」「このアイテムもしかして木製なの?」なんて様々な発見がありますよね。

特に二次創作界隈では資料としても重要で、時間をかけて完成させたイラストが直前のカラーで髪色が判明してリテイク!!なんて珍事もたまに起こるとか……。

 

そんなカラーページですが、単行本収録の際はそのほとんどが他のページと共に白黒印刷。

実に悲しい……我はとても悲しい……!

理由はわかるんですよ、なんせカラーページって紙質からして違いますしね。

もともと全編カラーの漫画ならともかく、巻頭カラーやセンターカラー等の一部分だけカラーページの作品となると、その部分だけカラーに差し替えというのは手間の部分でもめちゃくちゃかかりそうなものです。

 

ですがカラーページを白黒印刷した際になんとなく見辛くなるのも事実。

これがキャラクター大集合的なカラーページだとやっぱりちょっとガッカリしちゃいますし、作中で色に言及するセリフがあるなど、カラーページを意識した演出だったりすると、カラーで見たかったなぁ!という気持ちになってしまいますよね。

 

これらのカラーページって電子書籍で収録ってどうして出来ないんでしょうか?

いろいろ事情はあるにせよ、物理媒体の単行本でカラーページ差し替えするよりかはずっと現実的な気がするのですが、なかなかどうして実現していません。

 

電子書籍ならではの利点とか面白さとして、カラーページのそのまま収録は是非ともやって欲しいんですけどねぇ。

 

本誌→単行本でなくなるものと言えば忘れちゃいけないアオリ文。

本誌のラストページに「最後の一撃!次週、最終決戦!」とか書かれているアレです。

 

アレは担当編集の人が書いていることがほとんどらしく、それ故か単行本化の際には消されてしまっています。

ですが、新テニスの王子様跡部王国が初登場したときの「新たな国が産まれる……!」のような今なお語り継がれる伝説的アオリ文も多く、せっかくならアオリ文も読みたい!と言う人は少なくない数いると思います。

 

まぁ担当編集さんの近況報告とかが何故か載ってる作品とかもありましたけどね……。

俺はそのアオリ文が嫌い過ぎて一時期ブルーロックを本誌では読み飛ばしてたくらいなので、絶対に必要かと言われるとアレですが。

 

なので電子書籍でアオリ文のオンオフ機能とか漬けられないかなぁ。

一定の需要はあると思うんですよね。

 

アレコレ言ってきましたが、そもそも出版社としては物理書籍と電子書籍、どちらを盛り上げたいんでしょうかね?

どちらも盛り上がれば最高ですが、以前に作家の方が電子書籍よりも物理書籍で買ってほしい!!とツイートしていて電子書籍派の俺としてはそこはかとなく悲しい気持ちになったのですが、作家的にはやはり電子書籍<物理書籍なんでしょうかね……。

 

うーん……それでも何らかの形でカラーページはしっかりカラーで見たいので、電子書籍限定特典!とまで行かずとも、何がしか見れる方法をとって欲しいところ!

頼むぞ!出版社!!

 

ブログの感想、お題、ネタなどありましたら下記フォーム「汚泥の投げ入れ箱」

docs.google.com/forms/d/1NUwWg…

までお送りください。

また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!