常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第917回です。
雑多に多数のジャンルの漫画を読むので、ラブコメもその範疇です。
ラブコメの好きなところって主人公とヒロインが付かず離れずの微妙な距離感を保ち、周囲から見ると実質カップル成立してるのに本人同士だけが否定したりすれ違ったり、その結果のドタバタコメディなんですよね。
こう脳内で「いやもう付き合ってるやないか〜い!」とツッコミを入れたくなるような展開が好きで、あと一歩!そのまま押し切れ!押せ!押せ〜!!と言いたくなるようなあのギリギリの距離感こそが好きなんですよ。
だから作中でカップルが成立してしまうと「いやもう付き合って……付き合ってますね、うん」とシュンとしてしまう。
イチャラブを見せられても「まぁそうなりますよね」と少し距離を置いた感想が出てきてしまう。
なんでか考えたんですけど、付かず離れずのギリギリの関係性だったら仮にすれ違ったら喧嘩してもその後の仲直りイベントという濃厚なイベントへの伏線としてプラスの視点で見ていられるんですけど、既にカップルが成立していると破局とか別れとかの関係性崩壊イベントがチラつくんですよ。
カップル成立って現実世界だとスタート地点ですけど、漫画とかフィクションだとそこがゴールな気持ちも出ますしね。
99の関係だとマイナスイベントが起きて80や70に下がったとしても、また上がって100を目指せますけど、100の関係が壊れて下がるのは見ていて心が辛い。
しかも先ほどの通りカップル成立はいわばスタート地点で、それまでの関係性から考えると100ですが、改めて見た関係性レベルは1なわけです。
そこでマイナスイベントが発生すると関係性レベルが-10とかになっているように感じてしまって心が痛いんです。
俺は美しいものだけ見ていたい。
だから世のラブコメには一生カップル成立しないでほしいですね。
例えそれが登場人物にとって地獄だとしても。
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