常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第906回です。
会心、急所、クリティカル……。
時折発生する強烈な一撃はある種ゲームの華であり、ダメージもとにかくデカいです。
シンプルにダメージを数倍するものから相手の防御力や強化段階を無効にして計算するなど出せば頼もしく出されれば厄介極まりないもので、これひとつで緻密な作戦も有利な盤面もごっそりひっくり返されることもよくあることです。
して、この会心ってそもそもなんなんでしょう?
理屈はなんとなくわかるんですよ。
刃物の通らない鎧や甲殻の隙間を切り裂いたり、ダイヤモンドが硬さ故に割れやすいように、ガチガチに固めたところに大質量の攻撃をぶつけたりで本来よりも大きいダメージを出すことは可能です。
しかし戦いながらそれを狙うのは並大抵のことではなく、数回から数十回、それこそ万に一度という可能性でしか出せないある種の必殺技。
なのでダメージもバカ高いですし、甲殻の隙間などそもそも守られてないところを攻めるのであれば防御力など計算するだけ無駄ということなのでしょう。
でもこの会心って大体技とか武器に会心率とか急所への当たりやすさが設定されてるんですよね。
まして逆に会心になりにくい技や武器ってもうなんなんですかね?
狙うのは人でしょう!?
こう……本人の技量とかそういうパラメーターを計算式に加えるゲームならわかるんですが、完全に技や武器に会心率が依存している作品はなんだかモヤモヤしてしまいます。
特に会心が出にくいならともかく、いわゆるマイナス会心が設定してあるゲーム!
だいたいがマイナス会心の付いている武器や技は威力が高く、仮にマイナス会心が発動するとダメージが半減するとしても普段の火力が通常技の1.5倍、二撃目が半減しても0.75倍で総火力は2.25倍だからオトク!みたいな感じのものが多いのですが……先程の甲殻の隙間理論だと「あーこれ使いづらいな〜狙いつけにくいな〜」とか思いながら使ってるんですかね?
街を脅かすモンスターや平和を乱す魔王と命をかけて戦う主人公にそんなあやふやな武器を渡すな!武器屋!
ちゃんと取り締まれよ!ゲーム中でだいたい何やってるかわからない王族も!!
ゲームだからコンティニューやセーブ&ロードができるわけですが、そんなこと露とも知らずにいきなり武器屋に「コレ素の火力は強いんスけど、デメリットあるんスよね〜」とか言われながら武器出されたら多分キレます。
俺が死んだらお前らも道連れなのに、なんでそんな深夜テンションで考えた武器を実際に作ったの?
そして店頭に並べてるってことは量産しちゃったの?
しかも金取るのかよ!?チクショウ!!
デメリット武器はロマンですし、呪いなんかと違ってマイナス会心くらいなら店売りの武器とかでも割と普通についてたりするのですが、コレに命をかけろと言われた時の主人公の心境たるや……。
まだ武器としての性能がちゃんと認められる分、ひのきのぼうで敵を倒せと言った王様の方が良心的……いや、どっちもどっちかなぁ。
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