常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第562回です。
ウメハラがぁっ!捕まえてぇっ!ウメハラがぁっ!画面端ぃっ!の背水の逆転劇でプロゲーマーウメハラ氏が華麗に連続成功させたジャストガード、通称ジャスガ。
格闘ゲームによくあるシステムで、相手の攻撃に合わせてタイミング良くガードをすることで、普通にガードするより良い結果を得られるものです。
例えば通常のガードだと攻撃を受けた時に微量ながらダメージが発生するのですが、ジャストガードだとノーダメージ!
最近ではアクションゲームなら結構当たり前のように搭載されており、ジャストガードの恩恵も多岐に渡っています。
中にはシビアなタイミングでのジャストガードを連続で決めてノーダメージで勝つ人や敵の攻撃が苛烈な分ジャストガードをキメるタイミングの多い高難易度の方が得意な変態プレイヤーもおり、日々ゲーマー界隈を賑わせています。
で、ジャスガ成功するとノーダメージなのってなんで?
考えてみてくださいよ。
あなたが右手に剣、左手に盾を持っています。
相手の攻撃をギリギリまで引き付けて、体に当たる寸前に盾を出してジャストガード!……たぶんですけど…手首…ヤりますよね。
相手の攻撃にこちらもギリギリかつ素早く盾を出す分相対速度が上がって、普通にガードするより衝突の衝撃は強くなりそうな気もします。
転じて殴ってきた相手の拳や武器を破壊はできそうですが、それは相手にもダメージを与える副次効果は得られても所謂「ジャストガードでノーダメージ」とは対極の位置にあるものです。
そもそもギリギリまで引き付けてからガード体制に移行するよりも、どっしりと盾を構えて腰を据えた方がダメージは軽減できそうなものなのですが、実は現実世界でもジャストガードが有効なことってあるんでしょうか?
相手を前にしてガチッと盾を構えれば攻撃の意思そのものを躊躇わせることもできるでしょうし、ガードの隙間を縫おうとして体勢を崩すかもしれません。
しかしゲームでは事前にガードを固めるよりもジャストガードが数段有利!
ノーダメージどころか数々の恩恵を受けられたり、何故かステータスが上がる、体力が回復するなどの現象が起きることも少なくありません。
もちろん、ゲーム的に難しいことを達成した方がご褒美が多くならなければやる意味が無いのでジャストガード成功!→ステータスアップ!にケチを付けるのは野暮ってなもんです。
タイミングが早くて通常ガードになってしまうのならまだしも、タイミングが遅れればノーガードとしてそのままダメージを食らうわけですから、それを果たしたジャストガードにはそれなりの恩恵があって然るべきです。
でもやっぱり気になるジャストガード!
どうやれば通常ガードよりジャストガードの方が強いのか足りない頭で考えてみましょう。
・実はジャストと言いつつちょっと早い説
いきなりジャストガード全否定のクソ仮説ですが、拳が伸び切る寸前や剣を振り下ろす直前の力が最大限に達する前に、それよりも早いスピードやパワーで盾で殴り抜けているシールドバッシュ説です。
割と有りかなぁ?なんて思いましたが、そもそもそれなら通常ガード状態からでもシールドバッシュでジャストガードできないとダメですよね。
たまにできるゲームもありますが。
・敵の攻撃をいなす、捌いている説
伸びた拳を横から払ったり、鋭い槍を斜めに受けたりして攻撃を捌いている節。
コレは有りなんじゃないでしょうか?
通常ガードより強いのは相手の攻撃力がマックスに達し、最早体勢の変更もできないタイミングで攻撃を払うから。
事前にガードをしていれば相手は殴ると見せかけて盾を掴んできたりするかもしれませんし、この説なら通常ガードよりジャストガードの方が強いのを立証できるかもしれません!
原理としてはジャストガードよりジャスト回避寄りな気もしますが、これで謎だったジャストガード強い説が腑に落ちた気がします!
いやぁ良かった良かった。
でも命のやり取りをしてる場面でジャストガードに踏み切るって、一番強いのはそのメンタルですよね。
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