常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第508回です。
子供の頃のポケモンの技構成は4つ全部攻撃技だったタイプのケンロクエンですが、バフやデバフの有用性に気付いた時にゲームの楽しさが一気に広がった気がします。
バフはまだわかりやすいんですよ。
ダメージ!デカい!楽しい!ですからね。
デバフなんか子供の頃はもう戦力外ですよね。
相手を弱体化させる暇があったら打つべし撃つべし討つべし!!
実に子供らしい、微笑ましい考え方ですし、あながち間違ってもいないので否定するわけではありませんが。
初めてデバフを意識したのは幼少期にやったドラクエ6でしょうか。
序盤のボスにして1番の難関と名高いムドー相手に我らが主人公はというとまさかのデバフ要員。
というのも高火力MP無消費特技であるハッサンが攻撃の要で、1番火力の低いミレーユは炎の爪からメラミを乱射。
チャモロは回復担当で、当の主人公は溜め込んだお金で買った精霊の鎧のおかげでとりあえず死なないのでルカニで敵の防御力を下げて、弱った味方にはゲントの杖で回復という構成だったと思います。
なんせミレーユやチャモロほど火力が低くもなければ、ハッサンほど高くもない。
確か覚えている呪文が戦闘で使えるのはホイミとルカニだけで、しかもミレーユとだだ被りだったはず。
しかしながらこのルカニがかなり有用で、敵の防御力を下げる=実質こちらの攻撃力アップと同義なんですよね。
うまいこと回復が回ってる時に全員で殴った時にミレーユやチャモロでもそこそこのダメージを出し、主人公でかなりの、ハッサンが正拳突きでどえらいダメージを叩き出した時に「デバフって強い!」を実感しました。
こちらの強化を解除する敵はいても、弱体化を解除するのって結構貴重なのもデカかったです。
さて、こうしてデバフの有用性に気付いた人間がハマることとはなんでしょうか?
それは「何もさせないこと」です。
相手の攻撃力を下げ、こちらの防御力を上げる。
相手の命中率を下げ、こちらの回避率を上げる。
そうして相手の攻撃は無力そのものとなり、かといってこちらの火力が上がってるわけではないのでジワジワと嬲り殺しが始まります。
陰湿ですね。
そんなことをされれば相手もたまったものではありませんから対抗策を講じます。
より強いバフで打ち消しを図ったりもしますが多いところではリセット技を使います。
こちらのバフも打ち消す代わりにデバフも相手のバフもリセットしてリスタートする。
しかしデバフ沼にハマり陰湿の限りを尽くした人間にとってはそれすらも予測の範疇。
リセット技とはいえ行動を消費するわけですから、その瞬間に猛攻を仕掛けるのです。
実に友達をなくしそうなやり方です。
さらにより深き沼にハマった人は敵がCPUだと今度はAIの動きを調べるんですね。
どこまで弱体化させるとリセット技を使うのか計測してギリギリリセットされない状態の敵をボッコボコにしたり、逆に思い切りデバフをかけまくって毎度相手にリセット技を使わせることで実質行動不能にしてしまったり……。
いやぁ楽しいなぁ!
無抵抗の敵をボッコボコにするのはよぉ!!
いやでもデバフがうまいことハマってこっちの思い通りに戦況を好き放題できてる時の全能感ったらないですね!
こうして沼の底に人は潜っていくのです。
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