常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第865回です。
作品を見る時に作者のことを知りたい人ですか?そうでないですか?
一昔前までは作者さんのことを知ろうと思っても掲載誌の巻末コメントや単行本の著者近影コメント、作品のメディアミックス化が決まったときなんかのインタビューくらいでしか知ることができず、またそうした場所で見る言葉はいわゆる「他所行き」なコメントが多く、作者さんの人となりを知ることは難しいものでした。
というかその手のインタビューとかだとメインは作品のことで、作者さんの内面とかはそこまで深く語らないことも多いですしね。
それが時を経て個人ブログにホームページ、TwitterなんかのSNSで作者さんのナマの発言や感情を知る機会もグッと増えました。
それこそ漫画なんかは掲載誌→単行本→作者さんのルートだったのが、インターネット上で作者さんが大バズり→この人面白いから単行本買おう!の流れも出てきて、単行本こそ買ってるけどどこで連載してるか把握してない……なんてことも少なくありません。
そうして作者さんの人となりを知ることでより深みを増す作品もあれば、その一方で作者さんの考え方が自分と相容れなかったりで知らなきゃ良かった……と思うことがあるのもまた事実。
俺はどちらかと言うと作者さんのことは知りたい方で、日々の作者さんのSNSでの発言なんかを見て「このシーンはこういう意図です!」とか「くどくなるので入れませんでしたが、こういう設定があります!」なんて裏話トークを聞くのがとても好きです。
最近「秘密のレプタイルズ」という爬虫類の飼育漫画を読み返していたのですが、こちらを描かれている鯨皮リョウ先生が凄い。
ご夫婦で多数の動物を飼ってらっしゃるのですが、犬はもちろんモモンガやペンギン、ビントロングなる聴き慣れないものまでと動物園もかくやというラインナップ。
そうした多数の動物を飼っている人があえて爬虫類に絞って描くのだから、そりゃあもう愛に溢れている作品です。
俺は「秘密のレプタイルズ」から鯨川リョウ先生のTwitterを見て多数の動物を飼っていることを知ったのですが、これは作者さんのことを知れてとても良かったと思いますね。
作者さん込みでオススメの作品、みなさんもあれば教えてください。
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