汚泥の底日誌

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第854回 とあるソシャゲのイベントが受け入れられなかった話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第854回です。

 

現在いくつかのソシャゲをやっているのですが、そのうちのイベントストーリーが過去に類を見ないほどに受け入れられませんでした。

というのも今回のイベントストーリーのメインキャラクターが『あちこちで問題を起こした後に主人公に「君は仲間だから尻拭いしてくれるよね!」と責任を背負わせ、主人公ももやもやしたものを抱えていたはずなのに何故かストーリーのラストではそのキャラクターを応援している』というもの。

しかも真の目的は『自分は倒されなければならない存在だから倒されるために色々やってた』というものであり、その真の目的すら本人の思い込みと暴走の産物で、最終的に自分を倒す存在である過去の自分を返り討ちにしてそのままハッピーエンドというなんじゃそりゃ!?なチグハグなストーリー。

このラストの真の目的公開から結末までを1日でやった結果

真の目的公開

過去の自分召喚

返り討ち

今の自分「勝っちゃった」

過去の自分「ええんやで」

ぶっちゃけ倒されるべきって思い込みだよね

 

これらが一気に詳らかにされて「はぁ……?」って感じでした。

同じ気持ちを感じた人はそれなりに多かったらしく、イベントのメインキャラクターなのに「〇〇 嫌い」のサジェストに上がる始末……。

 

いやね、誰しも好きなストーリー嫌いなストーリー、好きなキャラ嫌いなキャラがありますからこういうストーリーはダメとか存在否定まではしませんよ?

でもね、ストーリーが全体的に一旦下げてから最後に上げる(上げ切れたかはノーコメントですが)形式とソシャゲ特有の時限解放式って相性悪いと思うんですよ。

 

時限解放式というのは〇〇日の××時にストーリーの続きが読めます!的なタイプのことですね。

 

これと下げてから上がるストーリーの相性の悪さとしてソシャゲにはストーリースキップ機能があること。

下げてから上げるストーリーの下げっぷりがあまりにも酷いと人によっては「これ以上キャラを嫌いになりたくない」と思ってしまうんですよね。

でもストーリーをクリアしないとクリア報酬が手に入らない。

 

そんなところにスキップ機能。

 

これ幸いとスキップすれば、キャラは下がったまま上がってこない。

めちゃくちゃ嫌いにならない代わりに最後に上げるストーリーを見ないので下がったまま……。

 

最近の楽曲は視聴やサブスクで先に聴けるから出だしでガツンとハートをつかまないと最後まで聴いてもらえないなんて話を聞いたことがありますが、ソシャゲのストーリーも時限解放式にするなら下げてから上げるストーリーは相性が悪いんだと思います。

そうしたストーリーをやりたければ下げる前にちょい上げるフェイズを挟まないときついのかなぁ?

 

なんにせよ前回のストーリーがめちゃくちゃ丁寧で好きだったこともあって落差に目を逸らしたくなってしまいました。

 

うーん、ままならないなぁ。

 

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