汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第788回 結局風属性ってなんなのさ?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第788回です。

 

炎!水!雷!ゲームなどで欠かせない要素であるこれら属性の要素の1つであり、超がつくほどメジャーな属性である「風」の属性。

日々肌身に感じながらも時として人界に牙を剥く嵐として、その強大さを疑う人はいないでしょう。

 

キャラクターとしては炎や水、雷属性キャラがパワータイプもテクニックタイプもいるのに対して基本的に風属性キャラはスピード一択。

スピードや手数の多さで翻弄するタイプがほとんどで、強烈な一撃で敵を薙ぎ払う「剛」のタイプの風属性キャラというのはほとんどいません。

なんなら俺はパッと思いつかないレベル……。

 

考えてみれば不思議な話です。

我々が風を脅威に感じる時というのはそのほとんどが台風なんかの強烈な暴風なのに、それを体現するようなムキムキマッチョの剛力風属性はまるでおらず、なんなら女性や子供といった非力なポジションに当てられることが多いのは改めて考えるととても不思議ですよね。

 

攻撃方法は主に風や空気の塊を飛ばしての攻撃や、風で物を吹き飛ばしてぶち当てる攻撃が主流なのですが、いかんせん地味な絵面になりがちです。

そこで多用されるのが真空波や真空の刃を用いた斬撃。

初出がどこなのか、何故そうなったのかは不明ですがフィクションにおいて真空=斬撃は切っても切れぬ関係で(斬撃なのに)、とにかく真空にすればズバン!と斬れるというのはもはや常識です。

 

当然リアルで真空状態にしても物は斬れないのですが、これの出典元って一体なんなんでしょう?

まぁそこら辺はツッコむのも野暮というもの、フィクション世界ではきっと真空状態にすると剣の切れ味が増したりするのでしょう。

しかし、任意で真空のフィールドを生み出せるならわざわざ刃に加工して敵に切りかからなくても相手の顔の周りを真空にしてしまえばいいと思いますけどね。

たとえ一瞬でも急に呼吸ができなくなれば動揺は避けられませんし、武道家キャラがたまにやる「〇〇の呼吸法により我が身体能力は常人を凌駕している!」的なバフ技も無効化できます。

 

まぁ実際それやっちゃうとあまりにやり口がエグ過ぎますし、各キャラが

炎の敵「お前も熱いヤツじゃねえかぁ!」

炎キャラ「とことんやろうじゃないか!」

とか

水キャラ「あなたも中々の使い手!」

水の敵「戦場以外でお会いしたかったですわね!」

みたいなやりとりをしてる最中に

風キャラ&風の敵「ケヒュー……ケヒュー……(呼吸不可)」

とかは最悪ですもんね。

 

同じ属性同士が互いに自爆覚悟で技を撃ち合い、先に倒れた方が負け的な展開は熱くて好きですが、真空フィールドを互いの顔面に展開して先に窒息した方が負けってのは流石にねぇ。

真空くんにはコレからも謎パワーで敵をズバズバ切り裂いていただきたく存じます。

 

とまぁ書いてきましたが、風属性が真空状態を操るのっておかしくない?

 

風とは何か?

それは空気の動き。

真空ってその空気が無い状態じゃ無いですか。

むしろアンチ風属性フィールドなんじゃないですか!?

 

炎属性キャラが周囲の熱を吸収して冷気を生み出す反転攻撃や水属性キャラが空気中の水分を操ってカラッカラにすることで炎攻撃にバフをかけるような反属性技とかじゃなくて、風属性キャラが真空の刃を普段から使うのは炎属性キャラの得意技が消火だったりするようなもんですよ!?

真空で物が斬れるのはまぁいい、そういう物理現象が働く世界なんでしょう。

 

しかし!真空を操るのが風属性なのはおかしい!

100歩譲ってたくさんある中の特殊な技の位置付けとして真空攻撃があるならともかく、戦闘開始→即真空の刃を武器にセット!はおかしいんですよ!

 

そんな1回闇落ちしたから味方だけど闇属性技も使えますみたいなのをデフォルトで使いこなす風属性キャラ。

おまえ本当に風属性?

 

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