汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第1025回 ゲームの禁術だいたいカス

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第1025回です。

 

禁術や禁呪と呼ばれる技法があります。

作品世界においてさまざまな理由で使うこと、時には知ることすら罪とされる禁じられた外法です。

 

禁術に指定される理由は色々あって、例えば強大すぎるというのはおそらく最もメジャーな禁術指定の要因です。

問答無用で相手を死に至らしめたり、辺り一体を消し炭にしてしまったりの殺戮技法はその世界において禁術指定されいていることが多いですね。

 

メタ的な話をするとそんなの味方が使うとストーリー性が破綻するからですけど。

即死魔法で敵をバッタバッタと殺して進む勇者や、敵の居城を大量破壊技で外から爆破する主人公とかギャグ作品でもない限り見てられませんからね。

 

ただね、あまりにもカス過ぎることが多いのはどうかと思うんですよ。

禁術=それに指定されるくらいのデメリットがあって然るべきという考えなのか知らないですけど、範囲がデカ過ぎて周りを巻き込むみたいなタイプだと結局のところ若干威力は格落ちするけど敵だけ狙える便利な通常技に取って代わられますし、特に酷いのは即死系の禁術!

敵に使われるとこっちがバンバン消炭にされる一方で、こっちが使うとカスの筆頭!

 

効いてしまうといろんなものが台無しになるので仕方ないのですが、ボスには基本的に効きません。

ごく稀に効くタイプのボスもいますが、そういうのって大体「コイツには即死技がめちゃ効くよ!」って道中のキャラやモブがここぞとばかりに言いまくるので実質イベント戦なんですよね。

 

ボスはまぁ仕方ないにしても普通にエンカウントする雑魚にも効かないことが多いのはどういうことなんですかね!?

その性質上即死技が効くのは序盤の敵が多いのに対して大抵の作品で即死技が手に入るのは早くても序盤の終わりから中盤にかけてのことが多いです。

 

そう、手に入る頃には効く敵がいないのです!

 

そしていつの間にやら即死技=産廃というイメージが染み付き、初めて見る敵の属性や耐性を探るためにいろんな攻撃をしてみるときでも即死技は選択肢に上がりません。

なんせ炎の攻撃が敵に軽減されるとしても微量なダメージが入りますが、即死技が効かないとノーダメージですからね。

 

……いやノーダメージってなんでやねん!!

 

魂とかに干渉してるんだからせめてデバフくらいは入ってもいいでしょう!

体術系の即死技とかならダメージ入ってもおかしくないでしょ!!

 

そしてこれまたあるのが即死技で敵を倒した時は経験値が入らない仕様があるゲーム!

おかしいでしょ!

サクッと即死させたとはいえ見えないところで敵の攻撃を掻い潜りながら即死技を叩き込んだわけでしょ!?

経験値はあってもおかしくないでしょう!

 

少なくとも味方が死闘を繰り広げたからという理由で馬車や酒場でメキメキレベルが上がるよりもよっぽど納得できますよ!

その時のパーティのレベルに合わせて加入する系のキャラクターなんて「僕……戦いとか自信がないけど、頑張るよ!」とか言って作中でも戦闘経験ありませーん!が殊更に描写されておきながら、その時のパーティレベルが高かったが故にその辺の魔物くらいなら片手で縊り殺せるみたいなムキムキマッチョステータスで加入することすらあり得るのに!

 

即死技は!禁術は!描写に対して大半がカス!!

 

マジでこういう禁術系の技は特定のタイミングで使えるマジ強い技で普段はそもそも使えない。くらいに調整して欲しいんですよ。

でないとイベントこなして手に入れた時のガッカリ感が半端ないですからね。

本当にお願いしますよ。

 

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