汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第747回 選ばれなかった方が出てくるゲーム、いいよね

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第747回です。

 

ゲームというのは選択の連続です。

主人公の容姿や性別に始まり、物語の相棒や各種選択肢を選びに選び、その末にさまざまなエンディングやそれについて感じる想いを得られるのはゲームの大きな魅力の1つでしょう。

しかし、何かを選ぶことは同時に何かを選ばないということでもあります。

 

AとBでAを選んだならBは選ばれないというわけで、時には選ぶことより選ばれないことの方が後の展開に与える影響が大きかったなんてこともあります。

 

そんな選ばれなかった方、例えば男性主人公を選ぶと女性主人公はゲーム中一切出てこないなんてことは割とあるあるなのですが、その選ばれなかった方が物語の中でしっかり出てくるのってめちゃくちゃ好きなんですよね。

 

ライバルだったりサポートキャラだったり、兄弟家族や友人だったりと関係性は様々ですが、こうした自分が選ばなかった存在にちゃんとスポットが当たると「おっ!」っとなって、途端に好きになったりします。

チョロいですね。

 

特に好きなのはポケットモンスターソード・シールド、通称剣盾において御三家と呼ばれる最初のパートナーを選ぶシーン。

主人公とライバルがそれぞれ3匹の中から1匹を選ぶという展開上必然的に1匹あまりが出てしまい、初代等では選ばれなかった最後の1匹がボールに入れられたままいつまでも机の上に放置されていて「そんなことするなら俺にくれよぅ!」と叫んだのは俺だけではないでしょう。

 

剣盾においても主人公とライバルのホップくんがポケモンを選んだ後に当然ながら1匹あまるのですが、あまった1匹に声をかけたのはホップくんの実兄にしてガラル地方無敵のチャンピオンたるダンデ。

「キミは オレと いこう」

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剣盾の登場人物はその愛が行き過ぎて暴走することこそあれ、全ての登場人物がガラルとそこに住まう全てのものを愛しているのが印象的ですが、その中でも頂点に君臨するチャンピオンとは!誰かの上に立つ者とは!ということを最序盤にして一言で表したこのシーンは剣盾というかこうした何かを選ぶシーンでは全ての作品の中で5本の指に入るくらいに好きなシーンです。

 

選ばなかったポケモンがチャンピオンの手持ちのNo.2として立ちはだかった時の緊張感。

相対するポケモンではなく、苦楽を共にした相棒を選んだことこそが正しき選択であったと証明するためにも、この勝負決して負けられない!!と気持ちが引き締まりましたね!

 

選んだからこそ先に進み、選ばなかったことにも理由がある。

自分の意思によって同じ結末に辿り着いても受ける印象がガラッと変わるのがゲームの魅力!

これからも、大いに我々を悩ませて欲しいですね!

 

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