常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第218回です。
みなさんはゲームで涙を流したことがありますか?
俺はあります。
歯を食いしばり、耐えて、耐えて、耐えて…それでも耐えきれずに流れるあの熱い涙を俺は生涯忘れないでしょう。
それがたとえ憎しみの涙だとしても。
子供の頃にゲームを買ってもらうというのは一大イベントです。
なにかのお祝いや節目など、人生の転機の傍にゲームがあった人も少なくないでしょう。
欲しいゲームがポンと買ってもらえるわけではないので、時には中古のワゴンから選ぶこともありました。
中古のワゴンに行くようなゲームですから、世の期待を一身に背負うようなゲームではなかったのでしょうが、当時の俺にとっては宝の山で、全てが煌めく宝石でした。
あの宝の山の中からボンバーマンを選び出した当時の俺のセンスはまさに輝いていましたし、スポーツゲーム好きな兄貴がジーコサッカーを、その中でも中身の違うジーコを選ばなかったのは暁光でしたね。
しかし、いつでもお宝をハントできるわけではありません。
なんせワゴンのゲームです。
箱もなければ説明書もありはしない、ソフトに描かれた絵柄だけでどんなゲームか判別し、選ばなくてはいけません。
そこで頼りになるのが過去の経験。
このキャラクターは見たことある!このタイトルは知ってるから同じシリーズかな?などの記憶を総動員して、見事に心揺さぶるタイトルを見つけなければなりません。
さて、みなさんはバトルドッジボールというゲームをご存知でしょうか?
マジンガーZやウルトラマン、ガンダムたちがドッジボールで戦うゲームです。
いわゆるコンパチシリーズと言われるクロスオーバーゲームなのですが、これがめちゃくちゃ面白く、友人宅でゲームをするならお決まりのゲームでした。
そんな記憶を呼び覚まし、選んだゲームがあります。
ガイアセイバー。
そう、ガイアセイバーです。
調べてもらったらわかるのですが、このガイアセイバーというゲームは非常に個性的…いや、はっきり言ってクソゲーです。
異常に高いエンカウント率、〇〇に行け!からのそれがどこにあるかの説明無し、街に点在するビルや民家はそのほとんどが空き家で意味がない。
戦闘の際も技はランダムで選ばれてモリモリMPが減っていく。
そのほか挙げればキリがないのですがとにかく劣悪。
そんなゲームに年に数度のゲーム購入チャンスを使ってしまったかと思うと、辛く、悔しく、悲しく…憎くて!俺は初めてゲームで泣きました。
そして俺は…クリアを諦めた…。
それから数年後、久方ぶりにガイアセイバーをスーファミから引っ張り出して起動。
理不尽に心折れながらも、何度も何度も諦めて数日置いたらしながらもなんとかクリア…なんですが!
バグでベストエンドにいかねぇってどういうことだ畜生ぉぉぉぉぉ!
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