常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第735回です。
夢を見ました。
基本的に夢は見ないか見ても覚えてないかで、たまに見ても「謎の陽気なBGMがかかる中、山火事が発生したから炎に巻かれないように早めに駐車場から車を出す」などのトンチキな夢を見ているのですが、今日見た夢は毛色が違ったので夢日記的に書き残しておこうと思います。
だだっ広い草原に地平線まで続く一本道。
とぼとぼと歩く自分。
誰に言われたわけでもないですが、どうやら新天地を目指して歩いているらしい感覚はありました。
草原は明るく昼間なのが窺えるのですが、空というか上を見上げるとそこには逆さまになった夜景が一面に広がっていました。
うっすらと靄のかかる空から生えた摩天楼には、窓から漏れる白い灯りと赤く点滅する航空灯。
そしてなんとなく理解しているのはあの空に広がる逆さの街の地下(逆さの街の地下とは……)には選ばれた人しか住めず、自分はそこを目指すため空の街に向かう方法を探して地平線まで旅をする……。
ただひたすらに歩き続け、音もなく時折吹き抜ける風と自分以外は動くものもない草原の一本道を行くだけの不思議な夢でした。
地平線の先に空の街へとつながる何かはあったのでしょうか?
そして空の街は本当に素敵な場所で、その地下に至ることはできたのでしょうか?
初めてじゃないかなぁ……夢の続きが見たいなと思ったのは。
いや今までもあまりのトンチキっぷりに「この話の前後を説明しろよ!」って意味で続きや前が気になることはありましたが、こんな物語として続きが気になる夢は初めて。
というかこんなファンタジックな夢を見るような回路やそれを構成するカケラが自分の中にあったことが嬉しいやら恥ずかしいやらで……。
今思えば本当に不思議な夢です。
晴れ渡り風そよぐ草原ですが、自分以外には何もいない有機的ながら極めて静な場所と、空を埋め尽くさんばかりの摩天楼ながら漏れる窓の光や絶えず明滅する航空灯で無機質にも関わらず何かがいることを感じさせる動の空の街。
そして全く見えないのにそこが目指すべき場所だと確信している空の街のさらに上に広がる地下世界……。
絵に描いた方がわかりやすいかなと思ってパソコンのペイントアプリを開きましたが……うん、無理だなコレ。
しかし先が気になる不思議な夢。
何度か寝たら続きが見られますかね。
でもただでさえ汚泥の底日誌なんてタイトルのブログを書いているのに、夢でまで目指すのが逆さの空の地下の底なの人間性が如実に出てるなぁ。
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