汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第658回 事実を知って驚いた創作の「ウソ」ってある?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第658回です。

 

ゲームやアニメ、ドラマに映画、創作には様々な「ウソ」が存在しますね。

それを「こんなのあるわけねーだろ!」と笑い飛ばしたり、「これ現実にあったらやべーな!」なんてリアルに想像したりなどのウソをエンジョイすることが創作を楽しむコツなのはみなさんご存知の通りですが、中には「ウソと思わなかった」「現実にあると思ってた」というものがあります。

 

さも現実に存在するかのように感じさせた作者の力量が凄まじいというのはそうなのですが、この手の「マジだと思ってた」系は真実を知った時のインパクトが凄いというか、自分の中でパラダイムシフトが起きるような衝撃がありますよね。

 

俺は長いこと「角膜を移植すると目の色が変わる」ということが現実に起こりうると思っていました。

BLACK CATというToLOVEるで有名な矢吹健太朗先生の作品があるのですが、その中で未来視能力者の角膜を移植して未来視能力を得るシーンがあり、そこで移植された側の目の色が変わっていたので、角膜移植=目の色が変わると信じ込んでいました。

 

いや、まぁ…作中で目の色が変わったと言及されたことはないんですけどね。

わかりやすいアイコンで目の色を変えているだけで、作中登場人物からは変わってないのかもしれませんし……。

 

とはいえやっぱりこの手のオッドアイキャラってカッコいいしちょっと憧れるじゃないですか!

だから昔調べたことがあるんですよ!

角膜移植以外で後天的にオッドアイになることってあるのかな〜?って。

そしたら「そもそも角膜移植で目の色は変わらん」って書いてあって、それはもう驚きましたとも。

 

そもそも角膜は目の色となんの関係もない部分というそれを言われたら確かにそう!と納得することしか書いてなかったですね。

いや本当、おっしゃる通りです。

 

もうひとつ驚いたのは耐圧に関するお話。

 

とある作品で「宇宙から降下して敵地を襲撃するロボットが必要だけど、組織にパワーが無いからありあわせのロボットを改造してなんとかするよ!」というエピソードがありまして、その時に改造元に選ばれたのが水中用ロボット。

コイツなら気密性、耐圧性に優れているから宇宙でも運用できるように改造すれば降下作戦にも使えるぜ!的なお話だったのですが、コレも創作のウソだと知った時はビックリでしたね。

 

というのもコレも言われてみれば当たり前なんですが、水中での耐圧って外から水に押し潰されないようにする外圧に対する耐圧で、宇宙での耐圧は中の空気が出ていかないようにする内圧に対する耐圧なんですよね。

内圧だろうが外圧だろうが圧力に対する耐久性はまとめて耐圧で一括りですし、そもそも創作でもない限り水中用ロボットを宇宙でも使おうZE☆なんてとち狂った話しないもんですからごっちゃになるのも致し方なしではあるんですが……。

 

探してみればもっとたくさんあるのでしょうけど、パッと思いついたのはこの2つ。

しかしながら作品を見ているときに違和感を感じさせないのはさすがとしか言いようがありませんね。

 

最後に、これは創作のウソでもなんでもないのですが、お肉とかを焼くときに最初に強火で焼き目を付けて焼き固めることで肉汁の流出を防ぐってあるじゃないですか?

アレ……ウソというか迷信らしいです。

 

分子ガストロノミーを調べていて知ったのですが、弱火だろうと強火だろうと焼き固めようが生から焼こうが肉汁は出て行くらしいです。

 

うん……創作のウソより現実の方が衝撃が強いかもしれん。

 

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