汚泥の底日誌

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第496回 ホビーやスポーツ漫画の尖った世界観が好き

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第496回です。

 

ホビー漫画ってそのおもちゃを売るために世界がそのおもちゃを中心に回ってるじゃないですか。

あの尖った世界観がめちゃくちゃ好きなんですよね。

 

おもちゃで世界征服(笑)的なことを言われることも多々あるのですが、俺としてはどうやったらおもちゃで世界征服に理由付けをしていくのかが気になったりします。

この手の話になると必ず出てくるホビー漫画の金字塔である遊戯王では世界征服とは違いますが、あの世界での遊戯王カード(作中ではマジック&ウィザーズ、後の作品ではデュエルモンスターズ)はプロリーグも発足し大会の決勝戦ともなるとゴールデンタイムにテレビ放映されるほどの莫大なシェアと市民権を得てる一大エンターテイメントなのですが、アレもなかなか作品見てるとよくできてるなーと思うわけですよ。

 

マジック&ウィザーズの制作者であるペガサス・J・クロフォードはゲームが売れたら賞金ありの大会を開催。

その後全米賞金王、賞金稼ぎなんて二つ名のつくキャラが現れるのでアメリカに限っても結構な数の大会が開かれていることが窺えます。

そしてその賞金王と開発者ペガサスのエキシビジョンマッチではその場にいた少年に手順をメモして賞金王を打ち破るというとんでもテクニックを披露。

 

この賞金あり大会の多数開催で競技性を高め、その後初心者を賞金王に勝たせてカジュアル層にもアピールするという手段は作中抜群に効いたようです。

まぁヤラセとか一切無しの(オカルトイカサマはあったけど)やり方故に賞金王の名声は地に落ちて色々落ちぶれるんですけどね。

 

その後軍需産業を放り投げてホビー業界に殴り込みというトチ狂った会社、海馬コーポレーションがカードに描かれたモンスターが3Dで立体化して戦うという超未来マシン「ソリッドビジョン」を提供したことによりさらに発展。

 

この大会とそれを打ち破る初心者というガチプレイヤーにもカジュアル層にも向けたプロモーション戦略と開発会社以外の大企業の参入、それによる革新的な技術の導入というプロセスは人気が出ないわけがないですよね。

実際現実でもマジにソリッドビジョンが実現したら世界大会の決勝戦くらいはテレビ放映されそうですし、プロリーグ発足もあるかもしれません。

 

こんな感じで世界征服や世界的シェアにホビーにどれだけ納得できる理由付けをするのかを見るのが好きで、そこに曲がりなりにも理由がついている作品はとにかく好きですね。

 

スポーツ漫画でも似たようなことがあって、例えばアイシールド21なんかがそうですよね。

アメフトをマイナースポーツと言ってしまうのは暴論なのですが日本では知名度の割に競技人口が少なく、ラグビーと混同されがちなスポーツですがあの世界では一般的だし桜庭くんみたいなアメフトアイドルみたいなのもいる世界。

 

メジャーなスポーツでも似たようなところはあって、野球漫画でも地方の1回戦とかなのにプロさながらの実況がついてたりします。

 

中には学校同士の練習試合や校内の紅白戦にすら放送部が実況したり全校生徒総出で応援にきたり……。

羨ましいですよね。

小さな大会や練習試合でもあそこまで応援されたらやる気も出ることでしょう。

 

その割に主人公が他の部活に応援行ってる描写がない……あっ。

 

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