汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第415回 ライブハウスが閉店してた話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第415回です。

 

昔よく通ってたライブハウスが数年前に閉店してたことを知りました。

理由は定かではないのですが、店主の方も納得づくで閉店を決めていたらしいので、昨今の流行病でやむを得ずとかではなかったのは幸いでした。

 

なぜライブハウスに通っていたかというと、会社の先輩が社会人バンドを組んでいたんですよ。

で、何グループかの社会人バンドが数ヶ月に一度集まって発表会的にライブをするんですが、1グループ〇〇人まで関係者席みたいな感じで人が呼べて、呼ばれた人は観覧その他無料だったんです。

 

……まあ、タダ飯タダ酒ですよね。

 

俺は先輩と仲良いので…ね。

 

そんな社会人バンドですが、お世辞にもめちゃくちゃうまい!なんてことはなく、時には聞かないこともない、我慢すれば聞けるレベルのクオリティが出てくることもあるのですが、そもそも社会人バンドにクオリティを要求してないことと、しっかり社会人やってるだけあってMCがやたら面白いのとでライブは毎回盛況でした。

 

そんなこんなでちょこちょこ通っていたライブハウスでしたが、このライブハウスはちょっと変わってまして、カラオケ機材があったんですね。

ライブの箸休めとかだけでなく、普通に言えば出してくれて歌えるんです。

ステージで。

 

ある程度の人数集めるか料金上乗せすればフロア貸切もでき、その料金もカラオケ屋で飲み食いしたり、カラオケ+居酒屋の値段とトントンかちょいと高いかくらいだったので、人数が多い時や盛り上がりたい時はそこに行ってオンステージするのが定番でした。

 

これがまた面白いんですよ。

ステージの魔力というかなんというか、やたらはっちゃけられるし、見ている側も歌い終わった後にイエーイ!フーー!とかテンション上がるしで。

 

貸切にしてなかったら知らないおっさんとか酔っぱらったおねーさんとかが乱入したりで、それはそれでカオスで好きでした。

 

あとライブハウスなだけあって楽器の持ち込みやレンタルができたんですよ。

ギター大好きマンが「カラオケ音源は物足りない!」と間奏のギターソロをギャリギャリ掻き鳴らしたり、「なんだってベースは不遇にされがちなんだ!」とベース大好きマンが憤りながらベースを足したりと自由な空間が好きでしたね…。

 

だんだん行かなくなって、閉店したことすら知らなかった俺が今更さびしいなんて言うのはおこがましいのですが、それでもやっぱりさびしい…。

 

推しは推せるときに推せってのは、すべてに共通してるんだなぁ。

鑑賞に浸りつつ、反省。

 

ブログの感想、お題、ネタなどありましたら

johnny.may.jellyfish@gmail.com

までお送りください。

また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!