常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第374回です。
好きなことを誰かに伝えるときってどうしてますか?
俺みたいな人間はうまいこと言語化するために四苦八苦して、それでも伝わらなくてやきもきするんですよね。
例えばここ最近登場率の多いこの子。
これは俺がPSO2を用いて作ったオリキャラですが、ことの始まりはTwitterで絵描きたちがよくやる「うちの子」という概念に対して「俺もこんなことができたら…!」という半ば嫉妬に近いものが原点です。
ここで絵を描けるようになる!でも3Dをいじれるようになる!でもなく「既存のものを使って限りなく自分の好みに近づける」なあたりがダメ人間の根っこみたいなのが見えてしまっているんですが、それでも自分の中にあるカッコいいキャラクターのイメージを形にできたこのキャラは今見直してもお気に入り。
バイザーを作るためにヘッドギアを回転&2個重ねたり、結構な創意工夫が盛り込まれた素敵キャラ。
先月はそれをより素敵なイラストに書き起こしてもらったりもしちゃって…。
実は自分の中ではもうガチガチに設定が決まってて、両手両足が機械化したサイボーグだとか、武器は遠近両用として使えてかつ剣と銃に分離するマルチウェポンだとかギッチギチ。
厨二病もかくやという設定のオンパレードですが、それでも自分の中にある「好き」を使えるアイテムから選んで少しずつ作り上げるっていうのはめちゃくちゃ楽しかったんですよ。
それもそのはず、少し前の記事で自分がどういったものが好きでそれがどこに起因しているかっていうのを書いたんですが、好きになったものってやっぱり好きになった原因にあたる出来事や作品があるわけなんですよ。
それが自分の中に根付いて形になってっていう長い長い時間があって、そうした自分の中にある歴史にも似たものを搾り出した一滴がこのバイザーキャラなんですから。
いわば自分史の見直しに近い。
あー俺ってこういうのが好きだなーあの作品がたぶん原点だなーこういう展開があったなー…。
そんなのを考えて、自分の心の中のおもちゃ箱をひっくり返して出てきたブロックを好き放題に組み替えてなんて作業が楽しくないはずがないですよね。
およそ1年近く前に嫉妬に近いソレで作り出し、なんやかんやで愛用してきたキャラですが、ようやくお前のことをわかってやれたような気がするよ。
ウゴゴゴゴ…そう考えると俺が長々と書いてきた文章を1枚の絵に描き起こせる絵描きという人種にまた嫉妬の炎が燃えてきたぞ!
くそぉ…奴らは奴らで長いこと技術を磨いてきたわけですが、それはそれ!
やっぱり羨ましいものは羨ましい!
世の絵描きたちよ!
貴様らはもっと軽率に、他者の意見ガン無視した自分の好き100%のイラストを描くが良い!
俺は嫉妬の炎と煙くゆらせながら、そのイラストを楽しく眺めていきたいよ。
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