常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第309回です。
いや〜文章書くのってマジでダルいですよね。
「お前毎日ブログ書いてんのに何言ってんの?」
的な発言ではあるんですが、これはマジなんですよ。
ブログを書くにあたって何について書こうかな〜っていうネタ探しをして、思い付いたら文章を脳内で組み立ててスマホかPCで出力!
後は書き込みながら細部をいじったり、さらに思い付いたエピソードをねじ込んだりと割と行き当たりばったりで書いてはいるんですが、脳内で盛り上がれば盛り上がるほどに…書くのがダルい!!
俺のブログはだいたい1記事1000〜1500文字前後で原稿用紙1枚に届くかどうかってくらいなんですが、日常生活においてこれだけの量を書くことなんてまずないし、なんなら仕事で書く書類もどこが不必要が削りに削ってゴリゴリに短く済ませようとしているタイプの人間なのに原稿用紙1枚分を脳内にある程度汲み上げられてるからって出力するのはダルいんですよ!
とはいえそこはそうですね、筋トレとかと似てるといいますか、文章出力自体はとにかくダルくて仕方がないんですけど、ネタ探しに脳内で構築、書いてる途中に「あっ!コレも書き加えよう!」ってなる感じとか、書き上げたときの満足感にたまに来る反応とかはめちゃくちゃ気持ちがいいんですよね。
なんでこんな物書きの悲哀、クリエイター故の悩みみたいなイキったことを書き出したかというと、今話題になってじゃないですか。
「宿題代行サービス」
アレ読書感想文も代行してくれるんですね。
面白い本を読んで色々な感想が心に湧き、それをもとにあぁ…こんな感想が書きたい!ここは俺は?と思ったぞ!なんてことを考え…そして机に向かって思うんです。
「書くのマジめんどくせぇ…」
いや俺が幼少期から何一つ成長してないことが明らかになりましたね。
でも思うんですよ。
読書感想文を宿題にするなら日々読書をさせておけって。
例えば月に1冊でいいので簡単な本でも短編でも授業で読ませて、短くていいから感想を書かせるみたいなね。
「エーミールがそうかそうか、君はそういうやつなんだなと言ったところが印象に残りました。」
この程度でいいから。
読書って履歴書の趣味の欄に書けるくらいにはメジャーじゃないですか。
それってなんでだと思います?
やる人とやらない人がいるからなんですよ。
誰しもが当たり前にやってることを趣味の欄に書こうと思ったら、より追求したものじゃないと書けないんですよ!
趣味は食べ歩きです!ならともかく趣味は朝食です。だとやべーやつ来たなコレってなるでしょ?
読書なんてざっくばらんなものが趣味として成立するのは、読書を全くしない人間が少なくない数世の中にいるからに他ならないんですよ!
そんなところに読書感想文!
読書も!感想も!文も全く嗜まない子供に「夏休みくらい期間があればできるっしょ?」みたいな感覚で読書感想文をいきなり叩きつけるのは読書離れを加速させることに他ならぬ!
そりゃ教師ってのは大学の教育学部を卒業し、教員免許を取得し、試験を突破して教職に就いているんだから文章を読むことが好きかはともかく慣れているから楽勝に見えるかもですが、読書に触れてこなかった人間にとっては読むのが苦痛、考えるのが苦痛、書くのが苦痛の負の数え役満みたいになるんですよ!
そりゃ代行サービスが流行るってなもんですよ。
でもね、俺は代行サービスは賛成しない。
アレ頼んだら答えが送られてくるんじゃなくて、筆跡まで真似て完全に「代行」してくれるんですってね。
そんなものが横行したらどうなるかわかりますか?
先生「鈴木くん!キミの読書感想文とっても良かったよ!」
鈴木「ありがとうございます!(へへっ…本当は代行サービスに頼んだやつだけどな。チョロいぜ)」
先生「ところで鈴木くん。先生もそうなんだが、自分の名前に含まれてる漢字って何度も書くからついつい横着しちゃうよな。」
鈴木「はぁ…それがどうかしたんですか?」
先生「鈴木くんはいつも『木』という漢字のはらいが止まってしまってるんだよ。でも読書感想文の中だけはキチンとはらいがされているんだよ。」
鈴木「バ…バカな!?」
先生「もちろん嘘だぜ。だが…マヌケは見つかったようだな。」
ゴゴゴゴゴゴゴ
こんな感じになりかねない!
そうなるとより本人手書きというのが重視されて、コレオンラインで良くない?ってものがいつまで経っても手書きのまま!めんどくさい!
世の教職員よ!読書感想文をやるならまず読書に慣れ親しむ土壌作りをしっかりしろ!
それができないなら宿題にするな!
それはあなた方の手抜きだ!
そして宿題代行サービス!
筆跡まで真似て完全に代行するのはやめろ!
マジで!!
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