常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第236回です。
兎田ぺこらちゃんの実況配信でにわかに注目度が再燃しているドラゴンクエストモンスターズ1・2。
俺も楽しく見ています。
面白いんですよ、アレ。
最初はゲームボーイでドラゴンクエストモンスターズ〜テリーのワンダーランド〜が出たのですが、当時最新作だった6からテリーが主人公に抜擢されたもんだから、6が初めてのドラクエだった幼少期の俺と兄貴は大興奮!
その年のクリスマスにサンタさんに兄弟揃ってモンスターズを頼んだところ、サンタさんはモンスターズを1つだけ持ってきました。無慈悲である。
そんなこんなでプレイしたドラゴンクエストモンスターズですが、システム的には当時やたらめったら流行っていたポケモンライクなゲームをドラクエでやるというものだというとわかりやすいでしょうか?
大きな違いは配合システム。
これはモンスター同士をお見合いさせ、掛け合わせ、新たなモンスターを生み出すというシステム。
AとBならCが生まれるけど、BとAならDが生まれる。といったことがあり得るのでただ単に色んな配合パターンを試してみるだけでもとにかく楽しい。
配合結果が????????と今までに見たことないモンスターが生まれるという表示が出た時はテンション爆上がりですよ!
当然逆パターンもあるわけで、何も考えずに配合してるとなんかまた同じモンスターが産まれちゃったりするわけです。
聞いてるか?マスターテト?
また配合して生まれたモンスターには+値というものがついており、これが高いモンスターは成長限界が野生の同じモンスターより高かったりと強く育ちます。
そして一部のモンスターはこの+値の大きさにより配合結果が変わってくるものも…。
なかなか奥が深いんですよね〜このシステム。
さらに魔法や特技に対する耐性も配合を繰り返す過程で強化され、やろうと思えば全魔法とほぼ全ての特技を受け付けない、通称メタル化と呼ばれるモンスターに仕上げることも可能です。
そして各系統ごとの最強モンスターを育て上げていくわけですが、その極地ともいえる系統として????系、プレイヤーの間で魔王系と呼ばれるモンスターたちがいます。
その名の通り各シリーズでラスボスや裏ボスを飾った魔王たちを生み出し、配下に加えることができるのです。
りゅうおう等第二形態があるものは別種として存在しているので、りゅうおうとりゅうおう第二形態を並び立たせることも可能です。
2で各魔王の進化形態みたいなのが唐突に追加されましたが、評判は…うん、お察しください。まぁジェノシドーのビジュアルは好きだよ。
とまぁそれはさておき、その魔王系の最強とされるのが主人公テリーと同じく6からの参戦で同作の裏ボスを務めたダークドレアム。
これが手に入れるまでに各系統の最強モンスターを網羅し、魔王系もほとんど全部使用してデスタムーアを第三形態まで育て、そこに作中一体しか手に入らないモンスターを配合してようやく完成という鬼のようなロードマップでして、当時のジャンプだったかVジャンプに載ってた配合チャートの長さに心折れそうになったのを覚えています。
次回作の2及び1・2では作中一体しか手に入らないモンスターを使う必要がなくなったので、多少入手難易度は緩和されました。それでももの凄い根気がいりますが…。
ストーリーは割とシンプル目で、ある夜部屋で寝ていたテリーとその姉ミレーユ。
突然タンスから現れた謎のモンスターにミレーユが連れ去られてしまいます。
呆然としているテリーの前に、ミレーユを連れ去ったモンスターとよく似たモンスターが現れます。
そのモンスターからモンスターマスターになってタイジュの国を救って欲しいこと、最強のモンスターマスターを決めるほしふりの大会に優勝した者は願いが叶うことを伝えられたテリーはミレーユと再開するためタイジュの国に向かい、冒険の最中に謎の剣士との邂逅などを乗り越え、連れ去られた先であるマルタの国で同じくモンスターマスターとなっていたミレーユとの決戦を制し、見事最強のモンスターマスターとなります。
気がつくとテリーは家の中。
全てはテリーの夢物語なのでした。
というお話。
なんだよ、夢オチかよ〜と思った貴方、甘い!甘すぎる!
ドラクエ6をやった人ならなんとなく夢物語だったことにピンと来る人もいるんじゃないでしょうか?
テリーの夢の物語ということはタイジュの国や作中での出来事はあの幻の大地での出来事だったかも知れないということなのです!
そんな彼が最後に従える最強モンスターがダークドレアムであることはちょっと恐ろしい。
ドラクエ6でダークドレアムはあまり言及されることがなく謎の存在ですが、テリーの夢が生み出した最強のチカラのイメージだとしたら彼が力を求めて色違いなデュランの配下に加わったことも、ドラクエ6エンディングでただ1人デスコッドの奥にあるダークドレアムの元に向かっていたことも、なんとなく説明が付くんじゃないかなぁ〜なんて。
もちろん販売順がドラクエ6→モンスターズなのでこれらは後付け&多大なる個人的考察の極みなんですが、色々考察の余地があるストーリーというのはたまりませんね!
続編の2では物語のステージがマルタの国に移り、ドラクエ6要素はなくなったものの、この作品では合体技が採用されたんですよね。
それも大地斬や海破斬、空烈斬にメドローアといったダイの大冒険から多数の合体技が!
ですが、当時の仕様で合体技のうち攻撃技はルカバージョン、補助技はイルバージョンでしか出ないという今やったら炎上必至な仕様がありまして、当時の俺はイルバージョンしか持ってなかったために涙を飲む羽目に…。
そこでPS版1・2ですよ!
全てのモンスターが動きこそしないものの当時で言う7レベルの美しく、極彩色のグラフィックで描きなおされ、合体技のバージョンによる区切りも撤廃!
テリーの方は2のモンスターも手に入るわけですからとんでもないバージョンアップなんですよね!
あぁ〜言っててやりたくなってきた!
ですがその後に出たモンスターズはいわゆるジョーカーシリーズに移行。
独自のストーリー展開に加え、モンスターのサイズ制を導入。
これによりモンスターの数が限定的になり、過去作のように歴代魔王でパーティを組むといったことが難しく…。
その後に出たリメイクテリー、イルルカもジョーカーシリーズのシステムが採用されているので、結局触ってないんですよね…。
じゃあ1・2を今からやろうにも中々手に入りませんし、ドラクエシリーズって本編はほぼ全てアーカイブスが網羅されているんですけど、外伝には厳しいというか、別システムでリメイクされてるってのもあるのか1・2はアーカイブス配信の気配がまるでないんですよね…。
俺はテリーとそのモンスターたちでダイの大冒険の必殺技をぶっ放したいんじゃい!!
際注目されている今こそ!何卒アーカイブス配信をお願いします!スクエニさん!!
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