常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第169回です。
ゲームのサントラが好きなんですよ!
ゲームやアニメのサントラっていいですよね。
オープニングにエンディング、各キャラクターのテーマソングに死ぬほど聞いた戦闘曲。
色んな場面のBGMを聴くのは本当に楽しい。
俺はゲームサントラの面白さの1つに二面性というのがあると思うんですよ。
ゲームのサントラである以上、本来その曲を聴く時はオープニング等のムービーシーンを除けば基本的にゲームをプレイしてるわけじゃないですか。
なので曲単体で聴いてみると「あれ?こんなフレーズあったっけ?」ってことが結構あるんですよ。
ピアノやギター等のメインどころが記憶に残りがちなんですが、改めて聴くとドラムの疾走感やベースの響きがしっかり聴こえてきて印象がガラリと変わることもしばしば。
もちろん全てがプラスに働くわけではなくて、めちゃくちゃ熱い!と思ってた曲が単品で聴くとびっくりする程物足りなく感じてしまうことってよくあるんですよ。
燃える展開!緻密なストーリー!そこに加えられるBGM!
これが揃って初めて良い曲として感じられる曲ってあって、BGMがでっかいパズルの大切な1ピースてことを感じられてこの虚無感というか、物足りなさも大きな魅力の1つなんですよね。
例えばFF10のいつか終わる夢って曲があるんですけど、これ単体でも物悲しくて良い曲ではあるんですが、ストーリー的に大きな山場を迎えるシーンで流れる曲で、しかもこのまま目的地に行ってしまうとヒロインは死んでしまう。
そんな雰囲気を象徴するかのような曲なんですが、これが流れてる最中はFF10のストーリー中唯一(たぶん)BGMがフィールドとバトルで切り替わらないんですよ。
そこまでのストーリー、これからの展開、色んなことを想起させる物悲しいメロディ。
フィールドとバトルでBGMが切り替わらないことでそれらをスイッチできないんですよ。
いかにストーリーが重厚でもバトルとなれば考え方が切り替わるじゃないですか。
それをBGMをそのままにすることで、これからの不安とかそういったものを抱えたまま戦いに入らなければならないわけです。
そしてタイトルのいつか終わる夢。
これがめちゃくちゃ何通りにも捉えることができるタイトルで、サントラでこのタイトルを見たときに「うわぁ〜…」とチカラが抜ける様な気持ちになりましたね。
他のゲームで言うとスーパーロボット大戦Wの主人公機ヴァルザカードの最強武装、エクサノヴァシュート・オーバーというのがあるんですが、この技を使うとBGMのJUST ONE CHANCEがちょうど1ループする尺なんですよね。
その技が解禁されるまで味方サイドが苦境に立たされているストーリー展開も相まって物凄くスッキリするんですよ!
そういったゲームとしての素敵な演出ありきでズドンと心に残ってる曲を単品で聴くと少し物足りないのもやむなし…。
というかその物足りなさを感じた時点でゲーム側の勝利なんですよね。
そんなわけでサントラ大好き、あれこれ探すんですが、ないんですよね。
サントラって中々売ってないしレンタルもしてない。
古いやつだとiTunesにもないですし、買おうとするとプレミア価格で数万円なんてこともあって中々手が出ない…。
逆に実物買おうとしたら数万円かかるやつがiTunesで定価で買えるなんてのもあるので良し悪しなんですけどね。
いやね、.hackという作品を数年前にフォロワーさんが紹介していてどハマりし、別のフォロワーさんが俺がゲームをクリアした記念にイラストまで描いてくれてなんていうめちゃくちゃ素敵なことが過去にありまして、俺がやったのは.hack//GUなんですが、その前作で時の階段という曲があるんですよ。
それを知ったのはPXZ、プロジェクトクロスゾーンという作品からなんですが、これがめちゃくちゃ良い曲で、是非ほしい!と思ったらサントラに収録されているということでしてね。
なら買うか〜と思ってiTunes見たらない!
どうやらiTunesでは配信されてないみたいなんですよね。
これよ…これがサントラスキーの苦悩ですよ。
中にはサントラって限定版に付属するファングッズになってることもあって、それを後から欲しいってなったら…戦争ですよ!
ワイルドアームズのサントラとかも全然なくて、今度悲しみのTSUTAYA巡りをしようと思います…。
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