汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第135回 オススメされた本を読もう!「惑星のさみだれ」

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第135回です。

 

昨日の更新を忘れてまして、1日空けての更新です。

というのも来たんですね、新しいジャンルの扉開きたい欲求が。

 

たまにありませんか?

新しい漫画とかゲームとかやりたいけど、似たようなジャンルばっかやっちゃうし読んじゃう〜って時が。

 

だから思ったのですよ!フォロワーさんに聞けば良いと。

 

基本フォロワー、それも相互かつ普段から交流がある人ならば、何か俺のすることが琴線に触れていたり、同じものを好きだったりするわけですよ。

だったらそのフォロワーさんがオススメするものであれば絶対好きとは言えなくとも、何かしら感じらものがあるのではないかと思い聞いてみたところデン!

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1番のやつ〜…ではなくこの「惑星のさみだれ

 

いくつかオススメはされたのですが、その中でタイトルを聞いたことがあったのがこれ。

タイトルを聞いたのも名作をオススメする的なやつの中だったので、名作と言われている&フォロワーさんが好きなら俺にも感じるものがあるだろうという上記のウルトラインテリジェンス理論により即購入。

電子書籍はこの迅速さが良いですね。

 

結論から言いましょう。

 

超面白かった!!!!

 

絵柄はちょっと古いですが…まぁ1巻発売14年前なので、古いというより時代相応ですね。

しかしシンプルなキャラデザは見ていて疲れないし、その分ストーリーが頭に入ってきやすいです。

あとヒロインのさみだれちゃんは普通に可愛い。

 

ストーリーはある日突然現れた人語を喋るトカゲにお前は姫を守り、世界を破壊せんとする悪い魔法使いから世界を守る使命を帯びたと告げられる主人公の夕日。

お隣さんで女子高生のさみだれちゃんに惚れ、姫を守る騎士として空に浮かぶ巨大なハンマー、ビスケットハンマーを振り落とそうとする悪い魔法使いとそれが操る泥人形を倒すことを決意する。

騎士として念動力に覚醒するも当初はクソザコな夕日と、殴る蹴るで泥人形をフルボッコにできるさみだれちゃん。

そんなさみだれちゃんの願いはビスケットハンマーをぶっ壊して世界を救い、自らの手で地球をぶっ壊すこと。

さみだれちゃんは姫としてのパワーで健康体になっているが、戦いが終わり姫でなくなると病身に逆戻りしてしまうのだ。

そんなさみだれちゃんにベタ惚れな夕日は、彼女の望みを叶えるべく泥人形との戦いに身を投じていく…。

 

ざっくり序盤はこんな感じ。

 

基本は王道ボーイミーツガールであり、能力バトルモノ。

ヒロインの願いが地球の破壊なのはちょっと突拍子もない感じもするけど、それは能力を失うと余命幾ばくもないがために世界を好きなうちに世界を手に入れたいという悲壮感にあふれたモノ。

 

ストーリー説明では主人公夕日とヒロインのさみだれちゃんにだけ触れましたが、この他の登場人物もみんな個性豊かで素晴らしい。

正直このブログを読むくらいなら書店なりAmazonなりにとっととダッシュしてほしいのだが、どうしても語りたいキャラがいるのでもう少し付き合ってください。

 

夕日のところに現れたトカゲ(名前はノイ=クレザント)のように、従者と呼ばれる動物が現れて騎士となった人が他にも多数登場します。

例えばヘビだったり、カマキリだったり、カジキマグロだったり…

その中でも犬の騎士東雲半月さんとカラスの騎士東雲三日月くんがイチ押しキャラなのです!

 

東雲半月さんは夕日が自分以外に初めて出会った騎士で、古武術の達人。

対人戦なら作中最強レベルで、殴る蹴るで泥人形をフルボッコにしてしまえるさみだれちゃんすら子供扱いなうえ、当時念動力がうまく扱えなかった夕日に比べてしっかり使いこなせていたりと騎士として超上位互換。

さらに人間的にも素晴らしく大人なグレートナイスガイで、夕日の師匠ポジションとして彼に色々な教えを授けます。

そして序盤に登場した師匠ポジションの宿命か、夕日を庇って戦死してしまいます。

これがめちゃくちゃショックで、半月さんロスを起こしそうなくらいダメージを受けました。

 

序盤の夕日が過去のトラウマなどで非常に取っつきにくく、感情移入しづらかったのもあり、軽快で頼りになる半月さんのことが好きになった矢先に…!

しかし彼は死して尚夕日やさみだれちゃんを導く師匠ポジションの鑑のような存在なのでみんなダッシュで書店に行け!

 

そしてもう1人のイチ押しキャラの東雲三日月くん。

彼はカラスの騎士で苗字からお察しの通り半月さんの弟です。

半月さん死亡時には夕日と同い年の大学生でありながら世界を放浪しており、半月さん死亡後に帰国し夕日と邂逅します。

 

が、半月さんの死を悼むどころか半月さんを超えることが目標だったから死んだ兄貴より生きてる俺の方が強い!と狂気的な一面を見せます。

 

これにはケンロクエンも苦笑い。

 

マジで第一印象は最悪で、半月さんのかわりにレギュラーに入ったキャラがこいつかよ…とげんなりしたのです…が!

彼のいろんな面が描写されるたびにいけすかないゲス→まあ許せる→割と好き→イチ押し!とどんどんランクアップ!!

最終版に彼と夕日の男同士の一騎討ちがあるのですが、主人公を差し置いて三日月くんを応援したくらいに大好きです。

一騎討ちの結果は…書店に走れ!!

 

どうでしょうか?

めちゃくちゃ大満足でした。

全10巻というのもちょうど良いですね。

サクッと買って、サクッと読めるし、なんなら読み終えた今はWikipediaとかで細かい設定を調べてから読み直してます。

やっぱ半月さんかっこいい…。

 

王道故にここでコレが欲しいんだろ?と言われてるかのようなツボを抑えたストーリー展開でありながら、じゃあストーリーが先読みできるか?と言ったらそうではない絶妙なバランスも素晴らしく、とても良い作品に巡り会えました!

 

みなさんも最近寒いし家から出たくないでしょう?

惑星のさみだれを読むんだ、

 

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