汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第353回 掘り下げは少ないくらいがちょうどいい

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第353回です。

 

ゲームやアニメ、漫画やドラマに至るまで好きになるキャラの傾向ってみなさんありますよね。

俺はメインキャラよりサブキャラの方が好きになる傾向があります。

 

あくまで傾向ですけどね。

 

理由としてはメインキャラってしっかりと掘り下げがされてるじゃないですか。

過去や現在、今の行動理念や理由などその全てが事細かに作中で言及されるわけですよ。

そしたらね、知りたいなって思わなくなっちゃう。

 

なんでこのキャラはこうしたんだろう?なんでここでこういう選択をしたんだろう?何があってここに辿り着いたんだろう?

そんなキャラに対する「知りたい」が好きに繋がることってありませんか?

 

メインキャラはその「知りたい」が物語で解消されがちで、終盤ともなればその全てがぜーんぶ明かされてるわけです。

その点サブキャラは安心…と言うと少々語弊がありますが、全てがしっかりと掘り下げられて描写されることって余程の長期連載とかじゃないとないんですよね。

というかそれが全て掘り下げられたら最早それはメインキャラに近しい。

 

似たような理由で志半ばやストーリー中盤で倒れてしまうキャラも好きなんですよね。

ここでアイツがいたら…とか、あの選択をしていれば…なんて妄想を掻き立てられて、もういないのはわかっているのにドンドン好きになっていく。

 

具体的には藤崎竜先生版封神演義の黄飛虎、黄天化親子とか、惑星のさみだれの東雲半月さん。

そしてFate/Apocryphaの獅子劫&モードレッドコンビとか。

 

そのキャラが志半ばで倒れたのか彼等なりに駆け抜けた結果途中で退場することになったのかはまちまちですが、しっかりと終わりがあるキャラってのはいいですよね。

 

ある種主人公とかメインキャラって中途半端なんですよ。

物語の後のエピローグを書いてくれる作品ならともかく、ストーリーとしては終わっているけど彼等の人生としてはまだまだ途中なことってあるじゃないですか。

 

学園モノが卒業式で終わったり、バトルモノで主人公が本懐を遂げて物語が終わっても本当なら彼等の人生ってずっとずっと続くんですよ。

でも物語が終わってしまうとその先が描かれることは基本的にないわけで、物語は円満終了でも彼等の人生は打ち切り終了なんです。

これからヒロインや仲間たちとどういう風な人生を繰り広げたのかがわからないのって時々すごいモヤモヤするんですよね。

 

それに対して途中退場するキャラはキチンと終わってるから。

なんか…みんな死ねばいいみたいな感じになってきたな。

もしかしてバッドエンド症候群ってこういうこと!?

 

と…とにかく、好奇心や妄想を掻き立てられるサブキャラが好きになりがちなんですよ。

 

みなさんがキャラを好きになる傾向ってどんな感じなんですか?

 

ブログの感想、お題、ネタなどありましたら

johnny.may.jellyfish@gmail.com

までお送りください。

また、記事下部の星、Twitterでいいね、RTしてくださるとケンロクエンが小躍りして喜びます!