汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第628回 アヴァロン・ル・フェをクリアしました。

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第628回です。

 

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FGOの本編シナリオ、アヴァロン・ル・フェをクリアしました。

とても面白かったです。

 

とても面白かっただけに通しでやりたかったというか、後編で終わると思ってたところに実はエピローグがあるから実質中編だよというのがちょっと…ね。

特に後編のラストがあまりにも唐突に終わったのと(ストーリー展開上仕方ないことですが)全編に対しての後編で「これで終わる!」と思っていただけにあそこで待たされるのはビックリしました。

 

さて、全編通したストーリーの感想ですが、ズルい!!

 

全編やった時はモルガンは冷酷非道の女王で、妖精騎士トリスタンはベリルの操り人形かつ極悪クソヤローでしたし、妖精騎士ガウェインにしても人を人とも思わぬ融通の効かないやつといった感じで良いイメージはなかったのですが、後編をやったらググッと印象が変わりました。

 

モルガンは虫嫌いの仕事はバリバリ、プライベートはゴリゴリのコミュ障さん。

コミュ障過ぎて娘は暴走の後に悪い男に引っかかるは、息子同然のウッドワスは悪い女に引っかかるわと庇護下にある人たちの異性運が最悪すぎる可哀想クイーン。

ロンゴミニアド12連射でケルヌンノス対策もバッチリでしたが、ケルヌンノスのさらに下の人が暗躍してるとは知らずに……。

 

妖精騎士ガウェインは救われなさ過ぎる……。

石頭さんかと思っていたらまさかの忠義の人&クソデカおねショタわんわんナイトという属性山盛り凄いやつ。

身長190cmなので大体六尺半様。

ガウェインの最後というか、封印されていた記憶やマンチェスターの妖精たちはなぁ……。

ラフムの再来でしたね。

 

妖精騎士ランスロット

ランスロットアルビオンの左腕…?

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って…コト!?

 

アルビオンの左腕がメリュジーヌになってランスロットの名前を拝命して…こんがらがるぞ!

 

そして妖精騎士トリスタン。

やってきたことがアレなので、悲しい最期で絆されることはないのですが、それにしたって悪い人に引っかかり過ぎですよ……。

第三再臨見てふぇっ!?ってなります。

 

このモルガン含めた4人のうちモルガン、ガウェイン、トリスタンは前半ストーリー中のピックアップだったんですよ。

ですが前編ではそこまで掘り下げがなかったこともあって俺は回さなかったわけですが、後編やったらめちゃくちゃ欲しくなる!

ズルイ!!

 

その頃にはピックアップ終わってるでしょうが!

 

まぁ福袋でガウェイン、トリスタンは来てくれたんですけどね!

 

さて、ストーリー全体を通して思ったこと、それは「妖精死すべし、慈悲はない」

確かに良い妖精もいたんですけどね。

それにしたって悪辣すぎる。

 

汎人類史との分岐点は1万4千年前、セファールが落ちてきた時にサボってエクスカリバー作らなかったからとされましたが、そんなん無くても妖精が万物の霊長たり得た時点でアウトだったんじゃないかと……。

だって単純に食事がいらず、自らの「使命」を認識してそれに沿った生活をしていれば生きていけるお手軽さ。

そのくせ人間より身体能力は高く、万一死んでも国土拡大するし能力を受け継いだ個体が生殖を伴わずとも発生するなんて生命体として「完成」し過ぎてません?

 

人間は食料がなくなったら死ぬしかないですけど、妖精にはそれが無いですからね。

ていうか星の内海エスケープで1度地球の滅びを乗り越えてるというのがヤバい。

 

おしむらくはその精神性。

どいつもこいつも享楽的で快楽主義者。

数百から数千年生きるくせに時間に対する感覚が人間レベルというかなんというか……。

 

しかも割と「殺す」が選択肢に入りがちな物騒なところもありまして、妖精騎士トリスタンもモルガンも……ね。

 

ベリルが初めてブリテン異聞帯にやってきた時はすでに滅び切った広大な平野でしたが、そうなるまでにどれほどの妖精が亡くなったのやら……。

どうやって滅びたかは不明(作中触れられましたっけ?)ですが、あの精神性と簡単に「殺す」を選択するところから見ると、穏やかな滅びではなかったのでしょうね。

 

サボりでセファールに星ごとぶっ壊されてなお助けてくれたケルヌンノスにも、ガチればエクスカリバーを作れる技能で毒酒作って飲ませてるわけですし、命に対する価値観があまりにも軽すぎる!

 

そしてそのブリテンの最期ですが、オベロンの暗躍のおかげで今までに類を見ない大惨事となりました。

っていうか全部!完全に!滅びた!!

 

今までの異聞帯が空想樹切除で剪定事象に戻って緩やかに消滅したのに対して、今回はもう完全に壊滅!

こいつでドッカーンだぜ!

 

オベロンもオベロンであいつすげぇ働くなぁ。

 

モルガンを打倒しつつケルヌンノスは復活させる。

そしてキャスター・アルトリアの生命を持ってエクスカリバーを完成させてケルヌンノスを打倒。

全ての障害を排除したらようやく地下の虫で妖精國をバキュームしてミッションコンプリート!

 

さぁまずは全裸で街に吶喊してマントをもらおう!!

 

やることが…やることが多い!!

 

主人公が負けてもダメー!

アルトリアが巡礼クリアできなくてもダメー!

モルガンに負けてもダメー!

ケルヌンノス復活しなくてもダメー!

復活したケルヌンノス倒せなくてもダメー!

 

綱渡りすぎるよ!!

 

かくして綱渡りはうまくいったのですが、うまくいき過ぎた&たまたま村正じーちゃんが横槍入れたおかげでアルトリアが存命のままエクスカリバーも作るという大躍進。

そのせいでロンゴミニアド12連射にエクスカリバーinロンゴミニアド12連射、トドメにブラックバレルまでぶち込まれたケルヌンノスくんは泣いていい。

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しかしながら全てをお膳立てして見届けてきたが故に無の空間でキャスター・アルトリアが呼べるようになってしまったのはなんたる皮肉。

優秀過ぎるんですよ!オベロン!

 

まぁしかし、汎人類史ではブリテンはセファールに滅ぼされることなく、ましてや妖精のケルヌンノスへの裏切りで自らの上に蓋されることもなかったことを考えると、空想樹のせいでその最悪の世界が異聞帯として成立してしまい、異星の神の尖兵たる村正の存在でキャスター・アルトリアが生き残り最後にその野望を潰されたとなると、オベロン・ヴォーティガーンとそれを召喚した本来のブリテンはある種最大の被害者と言ってもいいでしょうね。

世界の成り立ちからその終焉まで、最後まで異星の神に振り回されてしまったのはさすがに可哀想。

 

世界大統領として降臨しちゃいましたけど、1回グーパンくらいは入れとかないといけませんねぇ。

 

長かった異聞帯探訪も残すところあと一つ。

怪しいシオンや今回顔見せ無しの異星の神など、気になるところは盛りだくさんですが、やはり本編シナリオは楽しいですね。

 

次はいつになりますか?

 

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