汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第39回 指差呼称ヨシ! 本当にヨシ?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第39回です。

 

みなさん指差呼称というのをご存知でしょうか?

駅員が指差しながら確認作業をしたり、わかりやすいところで言えば現場猫のアレです。

俺の職場でも指差呼称が作業の一環として組み込まれているのですが、夏くらいからエライさんがやたらと指差呼称に力を入れる!と宣言し始めました。

安全意識の向上は素晴らしい!安全だからこそ余裕を持ってよりミスを減らせるし、安全だからこそ無駄をなくして手早い作業ができるというもの。

安全を無視してとにかく早く!というのは雑というものだ。

 

俺のチームであるデルタチームは安全・確実、そして素早くという3つが満たされている状態をまとめてエレガントな状態と呼んでおり、チームとしての目標に掲げている。

事は全てエレガントに運べ!

 

だがあまりにも指差呼称しろ!指差呼称するんだ!が過熱していてどうにも…。

俺たちが本当にすべきは指差呼称を確実に行うことでミスや事故を減らす、なくすことのはずなのに、会議の議事録には こんだけ指差呼称してます!させてます! みたいな文句が並び、手段と目的が逆転している気がしてならない。

次の会議で一度初心に返らねば!

チンピラ不良社員 デルタリーダー ケンロクエン!たまには真面目に会議の資料を作りましょう!…と思ったんだけど。

 

調べて出てきたのは指差呼称がなんでミスを防ぐか科学的な根拠はないよ。という記事。

もちろん指差することで眼球運動を注目すべきポイントに誘導することでミスを防ぐよ。という記事もあった。

ということはただ漫然と指差呼称するのではなくどこを指差すべきかもう一度作業手順の再認識をする必要性があるな…。資料カキカキ

 

指差呼称という複数の行動を挟むことによって確認時間が延びるからミスが減るけど、同じ時間確認作業したら同様の効果があったから指差呼称に直接的な効果はないよという記事も。

これは…黙っておこう。人間はサボる生き物だからな…。俺が1番わかってる。

 

そんな中見つけたのが指差呼称って日本くらいでしかやってないということ。

マジか!?と思って調べると、旧国鉄の目の悪い駅員が資料がよく見えないから口頭で何度も何度も確認をしていた。

そうとも知らずにそれを見た当時のエライさんが アイツめっちゃ確認するやん!素晴らしい! とルールとして組み込んだのが始まりなんだとか。

 

うーん…うーん…ほしい…科学的根拠がほしい。

 

俺は責任者やる以上は安全であることが第一だと思ってるんですよ。

ミスを減らす、ミスの可能性が少ないなら少ないほど積極的に動ける。

積極的に動くほど技能習得も捗るし、技能が増えりゃカネもちっとは増える。

だからこそ安全に根拠がほしい。

これをやれば100パーセントとは言わなくても少しばかりは安全レベルが上がるっていう根拠がほしい。

そしてそれを使って馬鹿の一つ覚えみたいに指差呼称!指差呼称!って言ってるエライさんを一発ぶん殴らればなおよしです。

 

っつーわけでこれを見てる人は指差呼称がどんな風にミスを減らすのか教えてくれると助かります。

全ては俺のエレガントのためにね!