汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第24回 伏線とか裏設定とかがたまらなく好き

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第24回です。

 

ゲームや漫画、アニメにドラマ…物語を盛り上げる伏線。

みんな好きだよね?わしもじゃ。

あからさまなもの(ウィスパードの誕生日が一緒)とか、巧妙なもの(ウォルターが襲撃された時にいない)とか、気付いた人だけわかるもの(雷神剣が使えるのはフィブリルを持っている証拠)とか様々で、明かされた時とか気付いた時にハァァァァァ!!と感激しますよね!

 

漫画やラノベなんかは長期連載になりがちなので、これは伏線なのか?作者忘れてる?後付け?なんてことになったりしますが、それ故にうまく伏線を回収された時は目が覚めるような気持ちになります。

 

ゲームだと一本でストーリーが完結していることもあり、序盤から終盤を示唆する伏線が散りばめられていたりして、そういう作品だと周回プレイが捗りますよね。

でもガソリンスタンドの店員がラスボスだなんて誰がわかるんだ?

 

伏線とは違いますが、作品内で独自言語を作ることで序盤からネタバレ全開の会話をしていても視聴者やプレイヤーには伝わらず、2週目からは理解することによりネタバレに気付けたり、敵の行動を先読みしたりできたりするのも面白いですよね。マギレヤキセ!とかウー アエヌン ファアムドゥ ヤイオ メルディ!とかここではリントの言葉で話せ…とか。

 

主題歌やBGMが伏線になっていることもあり、作品のヒントを歌った主題歌だったり、使われるBGMでAとBが同一人物であることを示唆していたり。keyの主題歌はクリアするまでまともに聞いてはいけないよね。

 

そんな伏線回収がうまい作品を知りたいのですが、伏線回収について調べると大体〇〇が伏線になっていて〜とどえらいネタバレをかまされるので、こればかりは巡り合いしかないですよね。

 

そしてもう一つ好きなのが裏設定。

こちらは基本的には作中では語られない、資料集や作者の言葉で明らかになるもの。

最近ではアニメになったダンベル何キロ持てる?とケンガンアシュラが同一世界というのが話題になりましたね。

こうした同一世界ものはかたやイチャイチャラブコメしてる裏で骨肉の争いが繰り広げられていたりと作品間のジャンルが違うほどギャップがあって面白いですね。

 

モンスターハンターのように中世っぽい世界観の作品が、一度滅びた、または衰退して再建した世界なんてのも定番といえば定番。

こういう作品だと古代兵器がやたらハイスペックだったり、作品と釣り合わないくらいサイバーな見た目だったりすることも。

 

そんな裏設定と混同されやすいのが都市伝説。

 

裏設定は作中で語られないもののちゃんと決められている項目に対して都市伝説はファンの考察やスタッフの言葉が脚色されたりして出来上がってしまうもの。

作者が 〇〇にしようとしたけどやめました。 と明言しているにも関わらず、〇〇にしようとした 部分だけ切り取られて裏設定扱いされがち。

その中でも最も有名どころといえばやっぱりポケモンシリーズ。

ゲンガーはなかはしこうようとかダークライ子供の悪夢説とかレジシリーズの戦争関係とか…多数の都市伝説、解釈が裏設定とごっちゃになってしまっていること多数。

その元凶はなんなのか?というとたぶん他ならぬ初代ポケモンなんだと思う。

 

初代ポケモン、それはセレクトボタンを押せばバグるゲームと言われ、実際バグる。

原因はカッツカツの容量にあったそうで、道具の〇〇番目でセレクトを押すともう一度セレクトボタンを押すまで〇〇番目と交換するという情報がストックされてしまい、いざ戦闘中に技の位置を入れ替えるためにセレクトボタンを押すとその情報が適用!技は4つしかないため本来は1〜4番目としか交換できないはずが、先に登録されてしまっていた〇〇番目と交換するという処理が行われてしまい、本当なら触らないはずのデータに無理矢理アクセスしてしまってしまうのだとか…。

こうして最も有名になったバグ技がレベル100の裏技。

無理矢理経験値の情報を引っ張り出してたった一度の戦闘でレベルをマックスにしてしまうとんでもバグ技。…などとバグ技の話を長々としてしまったが、本題はこれから。

このバグ技、〇〇番目を変えることで色んなデータを呼び出せる。

呼び出したデータによってはその後の進行に重篤なダメージを与えたり、ありえないものを呼び起こすこともできてしまう。

 

呼び起こしてしまったのだ。

本来は顕現することのないポケモンを。

作中ではポケモン屋敷のレポートで断片的にしか語られず、半ば存在そのものが伏線、裏設定に近いポケモンを。

納期ギリギリ、カッツカツの容量に無理矢理ねじ込まれた、本来存在するはずのないデータの海に沈んだポケモン

 

ご存知図鑑ナンバー151!

ミュウである!

 

そもそも初代ポケモンにはブラックなイベント、謎のエリアがいくつかあり、考察の余地がたくさんあった。

マサラタウン近くの壁に阻まれた侵入不可の草むらとか、サントアンヌ号右側にあるトラック、上述のポケモン屋敷で語られるミュウもその一つだ。

それがバグを通して白日の元に晒され、噂には多数の尾鰭がつくこととなった。

そんなポケモンだから、以降のシリーズでも色々と匂わせるイベントが多く仕込まれ、結果として多数の都市伝説を生むこととなった。

 

都市伝説と裏設定をごっちゃにするのはアレだけど、しっかり調べてファンの考察としてみると中々楽しいのでポケモンの都市伝説は一度調べてみるのをオススメ。

 

そんな感じで都市伝説も結構好きなのだが、1番面白いのはクソゲーが売れなさすぎたので余ったクソゲーを砂漠に埋めたという都市伝説があったのだが、砂漠を掘ったら本当に山盛りのクソゲーが出土したという現実が超えてくるアレ。

 

それとジーコサッカーの中身が違うのは都市伝説じゃないです。