汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第426回 ゲームとジンクスと都市伝説

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第426回です。

 

ジンクス、それは験担ぎ。

良い悪いに関わらず特定の結果をもたらす、あるいは引き寄せるための方法で、それはゲームの世界でもお馴染みです。

 

ゲームにおけるジンクスをみなさんはお持ちでしょうか?

有名なのはガチャにおけるジンクス。

 

祈り、念じ、踊り、乳首で引くことで最高レアを引き寄せる様々なジンクスや儀式が毎日のように開発されています。

中には集団で同じことをするなんてものもあり、念じたり欲しいキャラを描くならともかく、スマホを前に踊り狂ったり、集団で乳首にスマホを押し当てたりするのはさながら邪教のソレ。

 

基本的に俺はその手のジンクスは信用しないタイプで、そんなことしなくても俺は引ける!とあえて言うなら自分を信じることがジンクスなのですが。

 

ところで、昔のゲームにもジンクスは付き物でしたね。

有名なのはポケモンのモンスターゲットの際のジンクス。

 

ボールを投げてA連打!いやうちのとこではB連打だ!AB交互でしょ?音量をゼロにするんだ!いやゲームボーイを裏返して画面を見るな!などなど、多数のジンクスを生み出してきました。

そしてあの時代のゲームといえばバグの多さもまた有名で、バグや裏技にジンクスが加わることで都市伝説へと昇華していくのですが、ここで少し個人的に気になったことがあります。

 

ポケモン発売以降よく似たゲームがたくさん出ました。

たくさんのキャラを捕獲し、交換して戦わせるタイプのゲームです。

それらの中には独自色を出そうと今までにない機能を持たせたゲームがたくさんありました。

 

ロボットポンコッツという漫画版が一部マニアの聖典となってるゲームがあるのですが、そのゲームではポケモンに先駆けてゲームに時間の概念を導入したり、いろんなゲームが切磋琢磨をしておりました。

 

そんな中で登場したポケモン金銀にも時間の概念と朝昼夜のゲーム内での移り変わりが実装され、そしてこれは新たなジンクスや都市伝説を多数生み出しました。

その大半は子供たちのプレイが難しい深夜帯や早朝におけるものなのですが、深夜や早朝はポケモンが眠いから捕まえやすい!なんていう可愛らしいものから、実際に眠り状態で出てくる!なんてものも。

 

深夜に特定のアイテムを持ってとある場所に行くと伝説のポケモンに会えるなんてのはもはや定番ですね。

 

みなさんお気づきでしょうか?

ゲームに時間の概念が導入されたことでジンクスや都市伝説にも時間の概念が組み込まれたのです。

 

今なお深夜や早朝にガチャを回すといいのが出やすい!というのは定番ですが、その源流はここにあるのです。

 

考えてみればおかしな話です。

草木も眠る丑三つ時…の出だしが有名なようにジンクスや都市伝説などのオカルティックな話には時間の要素が不可欠です。

ですがゲームの都市伝説にはそれがなかった。

今よりバグや裏技、システムの抜け穴が格段に多く、それを治すためのアップデートやパッチの配布ができずに怪現象が多数起きていたにもかかわらずです。

 

それは一重にゲームに時間の概念がなかったから。

 

嘘か真が人々が「夢」を色つきで見るようになったのはカラーテレビが普及してから、なんて話があったりします。

それまで動画はモノクロで見るものだったのが、カラーで見るものという常識や概念がアップデートされたからなんだとか。

 

こんな感じでゲームが進化すれば進化するほどに新しいオカルト要素が浮かび上がるんでしょうか?

ジンクス、怪談、都市伝説…失われゆくと思われがちなこれらも、未来には未来のオカルト話があるのでしょう。

 

今からとても気になりますね。

 

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