常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第796回です。
今までにいくつもの世界を平和に導き、そこに住む人々の生活を守ってきました。
無論ゲームの話です。
ド辺境のクソ田舎から着の身着のまま旅に出て、あれよあれよという間に世界の行く末を担う存在になり、超常の存在と雌雄を決する……!
ゲームのストーリーとしてはテンプレと言っても過言では無いくらいのこの展開ですが、世界を救ってゲームエンドだとちょっと物足りなく思うことってありませんか?
元々魔王を倒して世界に平和をもたらすべく旅に出たとか、そういう宿命や使命を背負った存在ならともかく、巻き込まれていつの間にかそういう重責を背負わされたにも関わらず世界を救ってハッピーエンド!みたいな感じでストーリーが終わってしまうと「俺の物語は何も始まってないだろぉ!?」と思ってしまいます。
夢を見て故郷を飛び出した主人公がその夢に全く触れることなくエンディングを迎えてしまったりするとちょっともやもやしてしまいますね。
ポケモンくらいの塩梅でちょうどいいんですよ。
世界は救った、なので本来の夢であるポケモンリーグチャンピオンに挑戦する!!
心に誓った夢の前では世界の危機は前座くらいがちょうどいいんです。
いや……まぁポケモンも規模が大きくなりすぎてる感はありますけどね。
初代くらいの地方の反社会的組織を人知れずシバいてから、よし!ポケモンリーグ行くか!くらいの規模感で良い気がしますよ、俺は。
BWなんかボコボコにやられたアデクさんがチャンピオンって言われても「え!?可哀想なくらいボコボコのおじさんに追撃かけるんですか?ていうかこの人よくチャンピオン面できましたねぇ!」って思いましたからね。
その点ダンデさんは同じ強大な敵の前に敗れたのちに主人公と戦ったけど格が落ちませんでしたね。
やはりエンディングを1度挟んだのがマズかったのか!?
クリア後の裏ダンジョンにいたのが序盤の雑魚みたいな空気感あったもんなぁ、アデクさん。
話を戻して。
例え強大な敵を倒して世界が平和になってエンディング!だったとしても、その後のエピローグなんかで少しでいいから主人公のその後とかに触れて欲しいんですよ。
平和になった世界でこの後主人公が何を求めて生きていくのかとか、当初持っていた夢にどう向き合っていくのかとかですね。
世界の平和はもちろん大事。
でも世界の平和のためのシステムに主人公がなってほしくはないんですよ。
わかりますよね?
この気持ち!
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