常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまの第672回です。
エルフにドワーフ、吸血鬼。
天使に悪魔に獣人種….…。
創作世界にはさまざまな亜人種が存在します。
彼ら彼女らは魔法が使えたり人より感覚器官が優れている一方で、自然に適応してその中で十全な生活ができるが故に技術という点では人間に劣ったりと相互互換のような関係性を築き、描写されることがおおいですね。
そんな中で大きく、そして1番違うところ……それは寿命!!
亜人種のほとんどが人類より長命であることがスタンダードであり、2〜300歳は当たり前、時には1000年超えの超大御所までいたりします。
主人公「やあ少年!」
エルフ「少年って言ってるけど、その子80才だよ。エルフの中じゃたしかに子供だけどね。」
主人公「と…歳上!?」
こんなやりとりはもはや様式美。
が……しかし!その一方で肉体年齢と精神年齢の成長スピードが作品によってとてもまちまち!!
先程のやりとりのように肉体年齢ははるかに歳上なのに、精神年齢が見た目相応過ぎるがために主人公が「少年」として声をかけるパターンもあれば、見た目に囚われて声をかけたら「こう見えてもお主の何倍も生きておるんじゃがのう……」と苦言を呈されることもあるわけですよ!
個人的見解ではありますが、ロリババアは生きてきた年数に相応の精神年齢をしており、ショタジジイは肉体年齢相応の精神年齢しがち!!(ド偏見)
そもそも肉体年齢の方だって成長速度が作品によってまちまちで、先程のように亜人種の少年80歳のパターンもあれば、見目麗しい亜人種の女性20歳のパターンもあるわけですよ!
そんなバラける!?
残念ながら俺の周りにはエルフも獣人もいないので統計を取れないのですが、我々人類の場合18〜20年をかけて成体になり、そこから衰えながらも60くらいまでは最大として過ごし、その後20年くらいかけて老境に至り死を迎えるわけです。
もし1000年生きるエルフが我々人類と成長スピードが同じだった場合は単純計算で全て10倍。
成体として、生物としての全盛期が我々人類の10倍たる400年の長きに渡って続くわけですが、当然良いことばかりでは無いはずです!
例えば幼児が言葉を発するまでがだいたい1年ですが、エルフだと10年!
幼稚園の入園までにも30年の時を要し、共働きエルフには厳しい年数です。
素直に育ってくれてもいつか迎えるのは反抗期。
中学生〜高校生の3〜4年が我々人類の反抗期だとしてもエルフならばその10倍続くわけですから、「パパの後で泉で水浴びするの嫌」「パパと洗濯する川を分けて欲しい」などと言った要求が3〜40年続くなんて考えただけでも悲しくなりますね。
社会に出ても試用期間やOJT期間が3年近く続けば自分の存在意義に悩む鬱エルフも出てきそうですし、あと1年待てばあのパワハラ上司も定年退職!あんなやつのためにキャリアをふいにしてなるものか!という思いも定年退職まであと10年ともなれば心が折れてしまいそうです。
いや、1000年生きるエルフなら時間感覚も違うでしょ……とお思いの方も多くいらっしゃると思います。
ですが、考えてみてください。
我々人類が1日を24時間で暮らし、1年を365日で過ごすのは何故ですか?
我々人類が100歳前後を寿命とする生物だからですか?
否!断じて否!!
それは星の自転と公転により定められた宿業!
如何なる生物にも平等に太陽は昇り、月は照らす!
四季の巡り、星辰の瞬き、時の流れは止まらない!!
多くの生物がその寿命に関わらず1日を過ごすのです。
エルフが1000年生きるからってそこまで10倍になる方が不自然!
でなきゃエルフは80時間労働が当たり前になってしまいますからねぇ!
とまぁあれやこれや言ってきましたが、ロリババア、ショタジジイが生まれる理由にはなんも関係ないな、コレ。
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