汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第600回 アニメの考察とかってする?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第600回です。

 

600回!?え…こわ……。

随分と遠いところまで来たものです。

 

さて、みなさんはアニメやゲームなど、作品の「謎」部分に対する考察とかってやりますか?

ある種オタク文化サブカル文化の象徴的なこの考察という文化ですが、直近ではエヴァンゲリオン庵野監督が最近の人はそういうことやらないって言ってましたが、実際のところはどうなんですかね?

 

俺はどちらかと言うとそういうのやっちゃうタイプなんですが、なんというか…その…宝くじ買って当たる前が楽しい的な、作中やスタッフの方のインタビューとかで答えが出ることありきな考察が好きなんですよ。

自分の考察と実際の答えの答え合わせが楽しいって言ったら伝わりますかね?

 

なのでいわゆる「答えはみなさん一人一人の心の中に……」みたいなことを言われてしまうとものすごくモヤモヤするんですよ。

ここのコレはこう!この謎はこうだったから!あのキャラの目的はアレで、序盤のこの部分と併せて見るとわかるようになってる!みたいな感じで多少強引であってもバシン!バシン!と答えを公式サイドから出してくれないとモニョモニョ……。

 

ほら、特に近年はSNSの発展でいろんな発言一つ一つに数のパワーがつきまとうもんじゃないですか。

ただでさえFF7と10の関係とかジョジョのアレコレみたいにスタッフの1人がこう考えてますとか、作者がファンの考察にいいねって言ったり、書こうとしてやめたことが都市伝説になり、いつの間にやら公式の裏設定扱いされる世の中ですよ。

そこに「〇〇はこうだったんだ!」って何千いいね、何万リツイートみたいな数のパワーをセットで発言されるとさもそれこそが真実かのようにされてしまうわけですよ。

 

そんで後年公式から「〇〇はこう?違うよ。」みたいなことになるわけで……。

 

頼むから公式サイドはふわっと視聴者におまかせするんじゃなくて、確固たる答えを叩きつけていただきたい!

 

脚本家の人そこまで考えてないと思うよ(画像略)だったらまぁ、うん、ハイ。

 

なんで考察がどうのこうの言い出したかって言うと、アレを見てたんですよ。SSSS.ダイナゼノン。

最終回まで見たけど正直よくわかんなくて、前作SSSS.グリッドマンみたくラストも世界を変えるほどの大きな一歩というよりは、大きく解決するわけではないけどみんな小さくとも確実に前に進めましたよくらいの感じで、なんかこう…ね!

 

最初は今回も作られた世界なのかな〜?って思ってたんですよ。

前作に増してファンタジックな設定といい、ダイナゼノンや怪獣がぶっ飛ばされた時にレゴブロックの建物みたいに根本からポキポキ折れる家やビルなんかは作り物考えアリアリでしたからね。CGの都合?それはそうかも。

 

前作もそうでしたが、ダイナゼノンと怪獣の横にはビルや住宅街が広がっているのに、直線方向にはド派手にアクションしても大丈夫なくらいクソデカい道が一本通ってるザ・特撮市街地なのも作られた世界って感じがしました。

 

おそらく作中で名のないモブが大量に巻き込まれて死んでいるだろう、なんならダイナゼノンの攻撃の余波や吹っ飛ばした怪獣にやられて(意図的ではないにせよ)ダイナゼノン組がモブを殺してしまっているかもしれないのに、戦いが終われば平和な日常で、その一方で過去の親族の死などには過敏に反応する極端な感情の起伏も「ゲームとかだとこうだよね」って感じがして、とても人工的に感じました。

まぁモブの巻き込みとか逐一描写してたらいくは時間があっても足らないので、そこはカットしてるだけで俺の深読みってだけかもですが。

 

そしてアンチくんもといナイトさんと二代目さんの登場で、これは?もしや?と思いましたね!

さらに怪獣は人々の思いやコンプレックス、葛藤から生まれるという話を聞いて俺が立てた仮説が

 

①この世界も作られた世界

前作ではアカネとそれに目をつけたアレクシスによって作られた世界でしたが、今作では悩める人々の想いの集合体。

最初はアレクシスみたいな黒幕がいるのかな?とも思いましたが、いないならいないで「個々の小さなチカラも寄り集まり一つになれば、大きなチカラよりデカくなる」のは実に特撮らしくて素敵なのでそんな感じかなーと。

 

②怪獣優性思想は人々の心を色々する存在

怪獣が人々の心から生まれるのは作中でも語られましたが、それを願望のために使う者(ジュウガ)、私利私欲に使う者(オニジャ)、それしか拠り所がない者(ムジナ)とそれぞれが何かしらそれを利用する立場にあり、ダイナゼノンはそれを良しとしない、それぞれの悩みはそれぞれが解決すべきとする存在。

 

こんな感じに考えました。

 

そしてついに迎えた最終回!

この答えは……よくわかりませんでした!

 

いやね、そもそも俺がSSSS.グリッドマンと今作のダイナゼノンしか見てなくて、そもそもの特撮グリッドマンに明るくないので、実はそこからキチンと見ている人には「なるほど!そういうことだったのか!」ってなってるかもしれないんですけどね。

 

まぁアンチくんが来れたらしてるから純然たる現実世界というわけではなく、コンピューターワールドの中の一つの世界ではあるんでしょうけど、誰かによって作られたのか、自発的に誕生した世界なのか……。

うーんわからん!モヤモヤする!

 

あの世界はどういう仕組みで、ストーリーに込められたメッセージはなんだったのか!!

わからん!知りたい!教えてほしい!!

 

考察の1番嫌な部分はそれが合ってるかわからないところ!

どんだけ自分と相いれなくても、公式の出した答えが正義なんですよ!

どこの馬の骨ともわからんやつの与太話が真実扱いされて一人歩きするくらいなら、頼むから公式さん!答えをください!!

 

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