汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第26回 〇〇じゃないとファンじゃない?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第26回です。

 

ラグビー日本代表の活躍からにわかファンという言葉が流行ってますね。

にわかだろうとどんな形でもファンが増えるのは良いことで、その中の本当にどっぷり浸かった人たちの中から次世代を担う人が出てくるわけです。

というか、ラグビーなんて複雑そうなスポーツを流行ってるから、活躍してるからでルールを理解して短期間でにわかファンになれるって凄い。

俺なんか全然調べる気にもならなかったから頭が下がる。

 

好きなものがあると誰しもぶつかることがある

 

好きなものがマイナー問題

 

好きなアーティスト、漫画のファンが少なくて辞めちゃったり、打ち切りになってしまったり…。

にわかでいいからファンになってくれ!と思ったことは一度や二度ではないでしょう。

 

その一方でにわかを嫌う人もいるのもよくあることで、例えば漫画のストーリーを知らない、主要人物を知らないレベルの人を嫌うのはまだわかりますが、にわかというだけで毛嫌いする人も。

そこでタイトルの〇〇じゃないとファンじゃない!と言われることがあります。

 

これが結構最近目につく…気がする。

 

というのもここ数年めちゃくちゃあったんですよ。昔の漫画の大量アニメ化。

 

そうなると出てくるのは アニメから入ったやつはにわか という言葉。

アニメから入ったやつはにわか問題は結構根が深い。

何故ならば!アニメ化に際してストーリーの変更が行われることがあるから!

ワンクールに収めるため原作のエピソードを削除とか、1〜5巻をアニメ化するから1巻から出てるけど7巻まで活躍がないキャラは削除とか…。

中には原作の名を借りた別物になってることもあり、そこから入った人をにわかだからと毛嫌いするのは…ぶっちゃけちょっとわかる。

アスラクラインとか!アスラクラインとか!アスラクラインとかさぁぁぁぁ!!!!

 

ですが、中には削るのは最小限で原作の良さを生かし切ったアニメも当然あります。

そんなものでも言う人は言うアニメから入ったやつはにわかという古参マウント。

 

古参マウントしたい気持ちもわかるんですよ。

俺は原作が連載した時から目を付けてた!とか、デビュー当初の小規模な頃から応援してた!とかね。

とくにマイナーなものが人気が出てメジャーになっていった時には感慨もひとしお。

古参マウントもたまにはしたいし、許してあげたい。

しかし、中には原作から入ってない人はファンじゃない!デビュー当時から追ってない人はファンじゃない!なんて強い言葉を使う人もチラホラ。

 

こんなこと言われた日にはにわかにゃどうしようもないわけで。

なんせ時間は戻らない。

人気が出て、今まで目に触れなかった人の目に触れるようになったからにわかが流れてきたのに、待っていたのはタイム・パラドクス・古参・マウント。

これではせっかくの人気も限界集落一直線。

 

そのほかアーティスト絡みだとライブに行ってないやつはファンじゃない!なんてのも聞いたことがあります。

確かにCD買うよりしっかりアーティストにお金が落ちるライブに行ってるファンの方が貢献度としては高いかもしれません。

ですが、だからといってライブに行かなきゃファンじゃない!と好きに難癖つけてしまえばこちらも限界集落一直線。

てかいつでも行けるお前らと違ってこっちはライブ行こうと思ったら移動にホテルにへたすりゃライブの倍以上金かかるんだよ!聞いてんのか!?東京都民!

実際ライブやイベントに行けば行くほどそれ以上にアパやJRにお金を落とさざるを得ない地方民は珍しくないのでは?

俺は今でこそ大阪に住んでいるからある程度イベントにも恵まれているものの、実家のあるところはスーパーイベント過疎地山口県

広島県と福岡県というメジャーオブメジャー県に挟まれた結果、全国ツアーとかではほとんど必ず飛び石にされる残念県。

俺の友人は水樹奈々さんのライブを見るため山口から大阪に時々来るのだが、ライブに1万グッズに1万、ホテルと電車で5万円!と嘆いていた。

 

にもかかわらずグッズマウントもなかなかによく見るもので、〇〇を持ってないのはファンじゃない!アタックはにわか殺しには効果的面でしょう。

もっとこう…ないんですかね?

ライブ行ったらこんなグッズ買えるからお前も来いよ!みたいな。

 

一度体験するとわかるのだが、やはりライブの空気には圧倒されるから本当に好きなアーティストが見つかった時は一度くらいライブに行くのをオススメする。

かくいう自分も水樹奈々さんのファンでライブに行ったことがある。

というか前述の友人が大阪わからんから案内がてらお前も来い!と誘ってくれて、当時トラブルから心身共に疲弊しきっていた俺はライブの圧倒的な熱量に魅了され、そこから水樹奈々さんのファンになったゴリゴリのにわかな入り方をした張本人なのだ。

マジでライブって凄いからにわかほどオススメ。

そして水樹奈々はいいぞ。水樹奈々を聞け。聞けったら聞け。

 

この水樹奈々さんのライブに行ったおかげでめちゃくちゃに救われた話はコレひとつで記事一本書けそうというか間違いなく書けるので今度しっかり腰を据えて書こうと思う。

マジライブって凄い。

 

とにかく、古参はマウントを取るのではなく、優しく軽やかに迎え、隙を見せたら沼に引き摺り込め!逃すな!追え!脚を狙え!

にわかはその熱量を持ってしてライブとかイベントに突喊するんだ。テンション上がるぞ!