汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第962回 一日を変え、一生を変えるカクテルを

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第962回です。

 

かねてよりプレイしていたVA-11 Hall-Aをクリアしました。

数多の謎が渦巻くグリッジシティのバー「VA-11 Hall-A」のバーテンダー、ジルとなってお客さんたちの相手をしながらこの街のこと、お客さんのこと、そしてジル自身のことを深く見つめていくこのゲーム、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

複数のエンディングのうちの1つを見ただけなので、全てを解き明かしたわけではありません。

というか疑問の1割も解けた気がしませんし、おそらくですが大部分の謎は謎のまま、明らかにされない感じがします。

ですが1つだけ確実なのが、ジルの心のわだかまりであった大きな問題が解決し、しっかり前へと歩き出せたということ。

 

謎に対しての考察も好きですが、それに対するアンサーが欲しい自分としてはやはり気にかかる部分もありますが、終わりよければすべてよしと言い切ってしまえるくらいに爽やかで晴れやかなエンディングでしたね。

 

思い返してみると嫌いなキャラがいないんじゃないかな思います。

無論謎が多すぎて掴み切れず、今後周回プレイで謎が明かされればかえって嫌いになるキャラがいないとも限りませんが、とりあえず一度クリアした限りでは嫌いなキャラは皆無。

 

理不尽な人の象徴とも言えるドーソン氏ですら、その理不尽なキャラクターをうまく客の好みや会話内容を覚えておくことで物語にプラスに働くというチュートリアルに落とし込むことで嫌いになることがありませんでした。

言ってることはなんとなく共感できる部分もありますしね。

 

当初は掛け値無しにめんどくせぇ客だと思っていたヴァージリオも彼の過去や真実を聞くとグッと魅力が増すのも凄かった!

 

しかしキャラクターの多様性が凄いというか、作中で1番常識人は誰か?という問いにプロの殺し屋のジェイミーか瓶詰め脳味噌のテイラーのどちらかと答えざるを得ないのはシュールな笑いどころでしたね。

 

中でもお気に入りのキャラクターはステラ・星井とセイ・P・アサギリのホワイトナイトコンビ。

ホワイトナイトに限らずゲームなどで出てくる警察組織って例外無く腐敗の温床と言っても過言ではなく、実際このVA-11 Hall-Aにおいてもホワイトナイトとその上部組織は腐り切っているのですが、ジルが出会うホワイトナイトは皆高潔そのもので、ステラは子供のためにパーティを開いて子供たちが喜んでくれると以降数日浮かれポンチになるくらいの子供好きだし、セイは底抜けの善人。

それでいてステラは必要であればダーティな手段も使うことや、セイは一瞥しただけでドロシーの非合法な部分とそれに関する法律を口にしてみせたりとただ良い人なだけではないのが本当に素敵。

セーブ画面のデフォルメステラとセーブ終了後のニッコリセイがめちゃくちゃ可愛いのも個人的にツボ。

 

権謀術数渦巻くグリッジシティだけど、ジルの周りのホワイトナイトには幸せになってほしい。

 

人界万里のどん詰まりのようなグリッジシティで例外的かと思うほどに優しい人が集うバー、VA-11 Hall-A。

いつか全ての謎が明かされることはあるのでしょうか?

とにもかくにもしっかりとしたストーリーで頭も心も満たされました!

 

一日を変え、一生を変えるカクテルを!!

 

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