汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第33回 ハロウィーンがコスプレ祭りになってるのは別にいいんだけど…

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第33回です。

 

ハロウィーンシーズンですね。

今やニュースの定番となったハロウィーンのコスプレ祭り。

ハロウィーンではなくハロウィーンに1番近い土日に騒ぐって辺りがとても日本人らしいと思います。そんな急に休めないもんね。

ぶっちゃけ俺個人としてはハロウィーンがコスプレ祭りになってるのは別にいいんですよ。

色々な文化がジャパナイズされるのは今に始まったことじゃないし、なにより!俺は渋谷とか道頓堀の近辺には住んでいないから!

イメージとしては本土の人間が沖縄の成人式見てる感じです。

あー今年も奇抜な格好してやってんなーみたいな感じだし、女性の露出度が増えるなら成人式よりウェルカム…すいません。

 

ただコスプレして街を練り歩いて最終的に彼らは何がゴールなんだろう?という疑問はあります。

マジでコスプレが趣味の人はとっておきの衣装や、この日のための作品をみんなに見せること、そして感想の一つでも貰えたら重畳なんだろうなというのはわかるんですが、別にコスプレが趣味でもなんでもない人は満足できてるのだろうか?満足できなかった結果が去年みたいな軽トラゴロンゴローン!なんではないかと思うとちょっと怖い。

巨大な撮影場、撮影パネルなんかを用意して、コスプレしてここで写真撮ろうぜ!みたいな簡単なゴールは設置してもいいんじゃないかな〜?

 

そしてもう一つコスプレに大きな問題がある。

ハロウィーンのためのとっておき、時事ネタや今年流行った人などなど…そういったコスプレが多くを占める結果…本当にお化けとかのコスプレをしてる人がなんかアウェイ感あるじゃねーか!

 

奇抜なコスプレ、話題の人のモノマネなんかはもちろん、昨今では地味ハロウィーンと銘打って、地味なコスプレ…というか細かすぎて伝わらないコスプレ選手権みたいなのもガンガン取りあげられるせいで、本当にお化けやホラーテイストのコスプレしている人をTwitterとかでほとんど見なかった!

 

ニュースとかで人混みを映すところを見てるとゾンビとかもチラホラ映るのでいないわけではないのはわかるんだが、取り上げられたら注目されるのは変なコスプレばかり…。

日本人はハロウィーンを勘違いしてる!とか、こんなのハロウィーンじゃない!みたいな意見が出るのは毎年のことだけど、ここ最近は これをハロウィーンと言い張る度胸 が凄い。

初めて寿司屋でカリフォルニアロールを見たときのような気持ちを感じている。

むしろハロウィーンに乗っからない新しい文化として宣伝した方がそれプラスハロウィーン需要で稼ぎになるんじゃないかと勘繰ってしまうね!

 

色々苦言を呈す気持ちはわかるんだけど、これはこれでアリだと思うんですよ。コスプレハロウィーンもどきも。

一昔前のハロウィーンなんでカボチャ料理がフィーチャーされるばかりの今よりもっと謎行事だったからね!

ハロウィーンキャンペーン!って言ってスーパーの惣菜コーナーにカボチャの煮物とか天ぷらとかがずらっと並んでた方が異常だった気がするし…。

 

ともかく俺はハロウィーンのコスプレには寛容だし、変に騒ぎにならないようゴールが設定されればいいかなって感じ。

コスプレだけして投げっぱなしな今に怒る人は何かしらビジネスの話を考えた方がいいぜ!