常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第1139回です。
先日絵描きや文字書きの友人と話す機会があったのですが、そこで何故自分がこんなブログを長々と1000回以上も続けているのかを考えてみました。
1000回……考えてみれば凄い回数です。
スタートが2019年の9月ですから、足掛け5年と随分と長いことやってきました。
しかも当初は忙しい時期を除いてほぼ毎日更新をしていたのですから、よくもまぁそんなに書くことがあったものです。
自分が何故頭の中や心の中を文字に起こして曲がりなりにも創作として世に放つのかというのを今一度考えたのですが、なんやかんやで自分の中にある気持ちや感じたことをちゃんと言葉という形にしたいというのがあるんですよね。
好きなものは何故好きなのか、面白いものはどこを面白いと感じたのか……そんなことをちゃんと言葉にしておきたいということです。
スゴイ、ヤバい、エモい……ありとあらゆる好きを一言に集約してくれるある種の超越言語で、俺も当然よく使うのですが、でも本当は（演出と音声がマッチしてて）スゴイだったり、（見たこともない表現を自然に差し込んでて）ヤバいだったり、（ここまで長いこと温めてきた関係性が）エモいだったりするわけです。
（）の中をちゃんと認識している分には全然良くて、あえて詳しくは言わないけどヤバいよね、言葉にするには無粋だから……エモいに限るぜ……とかなら全然問題ないんですが、ある時ふと自分が「ヤバいよね！……えーと、アレがヤバい」みたいな感じになってるのに気が付いたんです。
Twitterの140文字は膨大なクソデカ感情を140文字に圧縮するためのものだったのに、いつの間にやら自分は140文字が限界の人間になっていた。
それだけならともかく、好きの感情を言い表せなくなっているのはナンセンス！！
好きなものの好きな部分が表現できなくなることを俺は「死んでいく自分が見える」と言いました。
好きなものがなんで好きなのか言えなくなるのはなんというか、その、キッツイなぁ……。
そうして始めたこのブログ、日々の好きや気になったことを脳からゲロってもう5年。
別段文章の勉強をしたわけでもないので句読点とか文章のルールとかめちゃくちゃなんでしょうけども、それでもなんとかやってきました。
ブログを読み返すとなんでこんなこと書いてるのか？とか思うこともたくさんあります。
それだけ世界は俺の心を動かす何かに溢れているんでしょうね。
このクソブログを始めてからは、あんまり「死んでいく自分」は見なくなりました。
無駄に長々と語る癖がついてしまったせいで好きを語る時にしつこくなってしまった感じはありますが、それでもうまく言葉が出ないよりはよかったんだと思ってます。
心の中の汚泥の底のなんだかよくわからないぐちゃぐちゃを言葉の形でゲロ吐くために、これからも
暇つぶしにどうぞ。
ではまた。
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