汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第1155回 新年明けましておめでとうございます

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第1155回です。

 

みなさん、新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

年末のデスマーチを乗り越えて、今年は穏やかなお正月を過ごさせていただきました。

新年早々友人たちと酒を飲み交わしたりと嬉しい楽しいイベントもあり、ここ数年では過去一レベルの年越し感を感じました。

 

さて、最近はYouTubeで過去の大作アニメが立て続けに無料公開されていますね。

いつか見ようと思っていた大作アニメがだんだんと今になってようやく?と自分の中で勝手にハードルが上がってしまっている中での無料公開は長いこと放置していた宿題を消化するようで、ただ見るだけでもなんだか襟を正す気分になります。

そして昨今はありがたいことに周辺ツールも充実してまして、Discordでみんなで見ることができるわけですよ。

少々操作に難ありなものの、見始めてしまえば関係なし。

 

そんなわけで年末はAKIRAを、そして年明けにはイデオン接触編と発動編を友人たちと同時視聴。

 

ぶっちゃけた話AKIRAイデオンも1番大きな感想としては「なるほど、わからん」がデカいのですが、AKIRAの方は鉄雄の金田に対するコンプレックス爆発なのはわかりました。

そこに超能力とかAKIRAとか混ざってくると一気に難解になるわけで……。

 

しかしというかやはりというか、演出面では目を引くものが目白押し。

さすがに絵こそ古いもののシーンの全てが飽きさせない作りになっていて、どこを切り取ってもハイセンス。

これがアニメ演出の教科書ですと言って渡されたらノータイムでなるほど!と思うレベルでどのシーンもレベルが高くてびっくりでした。

 

何より1番驚いたのはあの有名なバイクでズザァァァっとするシーンが序盤も序盤かつ特段大事なシーンでもないところ。

でもアレを思春期にやられたら真似したくなるというか、荒廃した未来世界に超能力と現実と乖離した作品の中でめちゃくちゃカッコよくて自分にもできそうって思わせるシーンがあれば真似しちゃいますよね。

あんなん幼少期に見たら翌日から生傷だらけになるわ。

 

次いでイデオンなんですが、イデオンは風の噂とスパロボで知ってる程度で、認識としても「イデオンというか中にあるイデとかいう意思を持ったエネルギーがヤバい」くらいのものだったんですが、実際に見てみたら想像の数段ヤバかったですね……。

 

レバーを引いて艦隊を消し飛ばすイデオンガンや星ごとぶった斬るイデオンソードも去ることながら、そもそものイデの思想が

 

「自分たちに相応しい生物が住む宇宙にしたいけど、地球人もバッフクランも相応しくないから双方消しかけて共倒れさせたろ!」

 

ってことなんですかね!?

 

イデオンが地球人サイドなのもどうやらバッフクランと力を拮抗させてしっかり共倒れさせるためっぽいですし、めちゃくちゃやるやんこのエネルギー……。

 

流れから敵の最高司令官の娘が地球側に→なんやかんやで娘は和解して地球側のトップと恋仲になって子供を宿す。

って展開見たら普通は地球とバッフクランは子供を作れる間柄!これが融和の架け橋!って思うじゃないですか、違うんです。

 

イデの力で突如バッフクランにワープ→敵の手に落ちた娘がよりにもよって子供を作ってて最高司令官のパパがブチギレて処刑しようとする→それをイデの力で地球人側に映像中継(座標付き)して地球人側も焚き付ける。

 

陰湿!!陰湿過ぎるぞイデ!!

 

さらに最終決戦のクライマックスでイデオンパイロットにして主人公のコスモとバッフクランの最高司令官の精神をテレパシーで結び、お互いの怨嗟の声を聞かせ合うという陰湿デスコンボ。

言葉でなく心でつながれば分かり合えるというのは富野由悠季監督の作品でも度々取り上げられたテーマですが、それはそれとしてタイミングを間違えれば言葉で濁さない分骨肉の争いに直結という……陰湿過ぎる!!!

 

最後はなんやかんやでイデの目論見通りにお互い滅び、互いの母星にもイデが大量に隕石を降らせて滅ぼす充実のアフターサービス。

しかもかろうじて生き残った人たちが母星の壊滅を報告したり、滅びる瞬間まで通信が繋がっていたりとなかなかキツい。

 

最終的に精神体になった登場人物がみんな幸せそうにしててザ・死は救済みたいな感じになってましたが、本当に?本当にこれで終わり?何もかも終わりなのか!?と狼狽しました。

一緒に見ていた友人とも「これは少々飲み込むのに時間がかかるから今日は解散しよう」となったレベル。

 

とにかく話は壮大で、なんとなくのテーマ性はこれかな?的なのは思い浮かぶんですけど、それよりもその壮大さに打ち据えられた感の方がデカい……。

 

今日まで語られる作品とはかくも力強いものなのか……。

 

しっかりとパワーは感じられました。

久しぶりデカいパワーを正面から受け止めたなという気持ちになれたのはプラスですね。

 

受け止め切れたかはあやしいですが。

 

ではまた。

 

 

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