汚泥の底日誌

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第166回 FGO アイアイエーの春風のシナリオがとても良かった話

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第166回です。

 

キルケー敗北拳!!!!

 

はい。

今回のイベントやりました?

ホワイトデーイベントではありましたが、実質キルケーの幕間の物語と言っても過言ではない素敵なシナリオでしたね。

 

本編中影も形もなかったエウロペとの対比かのように、本編中あれだけの存在感を放ちながらバトルキャラとして出てこなかったオデュッセウスの待望の実装なのですが…。

 

その時プレイヤーに激震走る!

 

事前紹介されたオデュッセウスの宝具は伝承通り木馬に隠された兵力により敵軍を殲滅する宝具ではあるのですが、まさかの木馬が巨大ロボットに変形し、隠された兵力(胸部装甲展開からの極太ビーム)による敵全体攻撃とは誰が想像したものか!?

なんかノリも妙に軽快というか、ロストベルトで見たような重苦しい感じがなく、「こいつで決まりだ!」(ドヤッ)なスーパーロボット大戦風味。

 

実際Cvを担当しておられる声優の桐本拓哉さんはスーパーロボット大戦V(ヤマトがクソ強い)で主人公を演じていた方なので、適任といえば適任。

 

しかし、しかしである。

 

今回のイベントアイアイエーの春風のアイアイエー島とは大魔女キルケーの根城。

原典であるオデュッセイアについてはWikipediaなんかを見てもらうとして、簡単に言えば

キルケー「ずっとアイアイエー島で暮らそう!」

オデュッセウス「すいません。妻と子供がいるんで。」

が繰り広げられたアイアイエー島である。

 

そして大魔女キルケーはと言うと、実装当初は既知の人物になりすまして主人公を毒殺しようとする不穏なムーブを見せたものの、その後は一気にギャグキャラとしてポテンシャルを開花させ、怪文書のキャスター、キュケオーンにキャスター、真名キュケオーン、キュケケーなど愛されいじられキャラが定着。

 

特に彼女が事あるごとに振る舞おうとする古代の麦粥キュケオーンは、それそのものが彼女を示す隠語めいたものに…。

 

そんな彼女が中心のイベントに本編の重苦しい空気感を捨て去りスーパーロボット木馬で参戦するオデュッセウス…。

もはやギャグキャラ堕ちは不可避か!?と思われた彼ですが…いや実際はギャグキャラというかギャグもいける立ち位置なのですが…いかなる境遇でも愛を忘れないナイスダンディとして爆誕

 

その他のイベント登場キャラも少数精鋭で色んな一面を見られた良きシナリオでした。

さりげなく初対面してますが、その石像がカルナさんを変えたんすよ…。

 

ですがそれ以上にキルケー周りのシナリオが最高で、イベントスタート直後からアイテム交換所で歌を歌ってジャブをかますと、その後はストーリー中でどんどん掘り下げがされて心を奪われるマスターが多数誕生。

 

それまでの愛に執着する拗らせた倫理観がバグってるギャグキャラキュケオーンから、最高の大魔女キルケーとしてここに降臨!!

 

いやマジでなんでこのイベントクリアでキルケーの宝具なりスキルなりが強化されないんですかね?

 

ラストバトルのリザルトを経由せずに直接シナリオに復帰する演出、再臨を使ったキルケーの心境変化の描写、そして何よりこれを覚えているのはカルデアのキルケーだけという召喚式を使った演出が…たまらん!

 

シナリオとか脚本って食べ物と一緒で、同じ人、同じ題材のものでも好きなだったり肌に合わなかったりが分かれるもんで、特にFGOみたいな複数のライターがいる作品は◯章が良かった!◯章はちょっと…〇〇イベントは最高!とかの話になりがちなのですが、今回のイベントは文句なしに俺の中のイベントランキングトップにランクインですね!

 

多数のキャラが織りなす群像劇も好きですが、こういうメインを据えてしっかり描写するストーリーの方が個人的に好みです。

 

さっさとアトランティス公開しろよ〜と思ってましたが、とても素晴らしいイベントでした!

それはそれとして、アトランティスまだ?

 

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