常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第55回です。
本を読もう!
漫画ではなく文章を読もう!
中学くらいに読書にハマり、以後社会人になるまで色々本を読んできた。
話題になったセカチュー、ハリポタ。
図書の先生には銀河のワールドカップをオススメされ、その流れで図書委員会達と癒着してキノの旅、フルメタルパニックなどのライトノベルを蔵書に加えてもらったりもした。
池袋ウエストゲートパークシリーズにどハマりし、特に少年計算機がお気に入り。
その流れで石田衣良さんのブルータワーを読み、高校受験の時に面接で最近の趣味は読書で〜と一語りしたりもした。
だがしかし!最近…というか社会人になっておよそ10年。
減り続ける読書量!増え続ける会話の際の「アレ」の量!
由々しき事態だケンロクエン!
ダダンダーン!ダダンダーン!ダダンダーンと読書だ!
というわけで今日から読むのはこちら!
伊藤計劃さん著のハーモニー!
伊藤計劃さんは数年前にメタルギアソリッド4のノベライズ版を読んで知ったのだけど、その読みやすさに感激!
MGS4やったらわかるけど、アレは今までの総まとめとして伏線を一気に解決しようとするから脳の処理が追いつかないんだよね。
ノベライズなら反復して読めるからわかりやすいだろう。と思って読んだんだけど、単純に文体がスッと入ってくる。
しっかりと作中用語や難しい言葉を使ってるんだけど、それが綺麗に使われてる。
欠けてたピースがカチッとハマって、俺の中でようやくMGS4が完成したというか、俺の脳がずっと噛んでて飲み込むタイミングを失ったホルモンみたいになってたMGS4をゴクリと飲み込んだような感覚に襲われて、これはすごい!と思って調べてみれば…伊藤計劃さんが早逝なさっていたことをしり愕然…。
であるならば!かの人の著作を読もう!と思って読んだのがこちらの虐殺器官
近未来の戦争を舞台に各地で起こる虐殺の黒幕を追う作品。
世界が追いかけても捕まらない黒幕。
なぜ彼は虐殺を起こすのか?
なぜ彼は捕まらないのか?
そしてなぜ彼は虐殺を起こせるのか?起こせてしまうのか…?
そんなミステリアスなSF作品。
これがまた面白くてですね!
主人公は近未来の軍隊にいるんですけど、その彼の死生観が独特かつ少しずつ変わっていき、自分でも謎だったその死生観に1つの答えを見出すというのが素晴らしい。
しっかりとした密度のある作品なので、みなさんもぜひぜひ!
と、いうわけで何日かかるかわからないけども、読んでいきますハーモニー!
読み終わったら感想を書いていくぜ!