汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第749回 現代妖怪って発生しないのだろうか?

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第749回です。

 

日本におけるオカルト文化の代表格である「妖怪」は調べてみるとさまざまなものが存在します。

人を驚かせたり攻撃したり、垢舐めのような特殊な変態のような妖怪までそれはそれは数多の種類の妖怪がいるのですが、この現代において妖怪は発生しないのでしょうか?

 

身も蓋もない言い方をしてしまえば妖怪に限らずオカルトの類や神話に至るまで、その時代で説明がつかないものを人ならざるものの仕業と定義したという側面がありまして、世界各地で似たような伝承がたくさんあります。

人は未知なるものを恐れます。

名も知らず、形もわからぬものが人智を超えた厄災を引き起こすとなればその恐怖たるや……。

故に人は未知なるものに名を与え、形を作り、討ち果たすことは出来ずとも立ち向かうことはできる存在まで引き寄せることで恐怖を克服してきました。

ある日お風呂に入ろうとした時に風呂桶ベロベロ舐めてるおっさんがいても、「おっ!妖怪垢舐めだな!」って思えば恐怖も無いわけで。

 

なーんてその手の話はどうでも良くて、付喪神ってあるじゃないですか?

一応神様なので妖怪扱いしてしまっていいのかアレなんですが、まぁ怪異には違いないので密に密に。

この大量消費の時代ですから、付喪神が発生しないのは自明の理ではあるのですが、我々が長年使っていながら多数の念が込められている物があるじゃないですか。

 

そう、インターネットそのものです。

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

「何かが来る!貴様はなんだ!名を名乗れ!」

 

「我が名はジオシティーズ。全てを消し、そして私も消えよう……。」

 

くらいはありそうじゃないですか?

 

ジオシティーズmixiに、前略プロフィール魔法のiらんど

なりチャにキリ番、BBS!

 

ほぅら黒歴史が、消したくともパスワードを忘れて消せなかった若気の至りを消し去らんとする負の念波がモリモリ集まってきそうじゃないですか?

たぶん消滅妖怪ジオシティーズだけで小さい街なら滅ぼせるくらいには黒歴史⭐︎パワーがありそうです。

 

時折話題になるインターネット黒歴史大会みたいなやつにはとても出せないような、本物の黒歴史が集まって、現代の百鬼夜行めいたヤバい妖怪インターネットが爆誕するのはいつなんでしょうか?

 

みなさんのインターネット黒歴史をお焚き上げする回をいつかやりたいですね。

 

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