汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第668回 グルメ対魔忍という可能性

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第668回です。

 

グルメ漫画…古来より現在まで、彼方より此方まで続く漫画ジャンルの大家であり、食という人の根源的欲求に根差した話は単純に美味しいものから、それにまつわるエピソードまでさまざまな方向性から我々を楽しませてくれます。

 

食事というもの自体が現在進行形で進化をしている関係上グルメ漫画もその多様性を大きく広げており、その終着点とやらは想像すら難しい深淵となっています。

 

そんなグルメ漫画においてちょくちょく物議を醸すのが食事シーン。

食事をテーマにする以上料理を描く必要があるのですが、料理を美味しく見せるのは至難の業。

なんせ実写を超えなければならないのですからね。

そうなると次の見せ場は食事をするシーン。

キャラクターのリアクションや言葉による食レポで、より美味しさを正確に、鮮烈に伝えなければなりません。

そのリアクションが問題点。

 

目は虚ろかつ涙で潤み、頬は上気して赤くなる。

口の端から涎を垂らし、恍惚の表情に打ち震える……。

アヘ顔かな?

 

いや、百歩譲って数十年前に食べた思い出の味とか、死ぬまでに食べたかった夢の代物とかならまだ、まだなんとかギリギリ理解できます。

ですがこの感じのリアクションをそこら辺の食堂とかコンビニスイーツみたいなのとかでもやっちゃう漫画が数多く出てきたせいで一部で思いっきり批判が出たことが……。

 

正直コンビニスイーツとかでアヘ顔レベルになるくらい感動できたらそれはそれは幸せな人生を送れそうなものですが、ちょっと友達には欲しくないかなぁ……。

しかも一口目はそんなになっておきながら、二口目からは猛然と食い進め、そのまま完食!

食事で情緒がぶっ壊れるあたりその後の生活が心配です。

 

では逆に考えましょう。

食事でアヘ顔になってもおかしくない人に食事をしてもらえばいいんです。

 

そう、対魔忍です。

 

いや、俺は対魔忍には詳しくなくて、対魔忍=感動3000倍という非常に偏った知識で話しているので、何も知らずにこんな話をしている俺に対して対魔忍有識者が怒るのは無理もありません。

ですがどうか!どうか今は対魔忍=感度3000倍ということでお話をさせてもらえないだろうか!?

 

もしみなさんが感度3000倍で食事をしたらどうなるだろうか?

熱さがヤバいとか、辛さは痛覚だから死ぬとかそういうことは一旦置いて、純粋に美味しいという幸せな感覚だけが3000倍になったとしてです。

 

定価10円のうまい棒も感度3000倍なら3万円の味ですよ!?

俺なんか1食3万円の食事すらしたこともないのに驚異の1品3万円!

うまい棒を3口で食べ切るとしたら1口1万円のウルトラプライス!

 

アヘ顔くらいにはなりそうな気がしてきませんか?

 

コンビニスイーツ500円は15万円の激ヤバスイーツに様変わりし、カニカマですら高級蟹そのもの!

なんならそのあとマジの蟹食ったら死ぬんじゃなかろうか?

 

たかだか数百円の食事でアヘ顔するのはヤバいと言われても、食べてる人には3000倍の価値と幸せになってますと言われれば否定はできまい!

グルメ漫画の問題点に斬新な解をもたらすグルメ対魔忍という可能性!

今こそどうですか?ダメですか?

 

……ですよねー。

 

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