常日頃からお世話になっております。
ケンロクエンです。
おかげさまで第303回です。
ビーファイトと聞いて思い出すことはなんでしょうか?
重甲?それはビーファイターです。
特装?それはエクシードラフトです。
ビーファイトといえばそう!ビーダマンですね。
漫画とホビーの乖離がウルトラ極端なおもちゃで、漫画ではもう戦闘兵器レベルの描写がなされており、どいつもこいつも魔貫光殺砲みたいなエフェクトでビー玉をズドンズドンと打ち出すバケモノ設定でしたが、実際のビーダマンはカシュン!コロコロ…とお世辞にも魔貫光殺砲とは言い難いレベルのおもちゃでした。
それが逆に一部のイカレポンチ(褒め言葉)の情熱を煽るのか、今なおビーダマンをマジモンの破壊兵器に変貌させんとする者共が後を断ちません。
このビーダマンに幼少期の俺はどハマり。
コースがないとどうしようもないミニ四駆より見た目カッコよく、漫画の描写もド派手なビーダマンに心を掴まれました。
というかスレた子供だったので漫画の描写と現実が違うのは許容範囲で、それよりもミニ四駆とかのなんか意志を持ってるみたいな描写があまり好きではなかったんですよ。
いっけー!マグナム!でコース飛び越すなら最初からやれよ的なね。
嫌な子供です。
そんなビーダマンにハマり色々と買い集めていたのですが、ビーダマンプレイヤーもといビーダーのみなさん共通の悩みがありました。
ビーダマンってどうやって遊ぶの?
いや、公式でいくらかの遊び方が明示されていたのは存じております。
ですが中々よくわからなかったのが当時の俺。
そして兄。
悩んだ末に生み出されたのが、ガシャポンとかで出るちっちゃいフィギュアをビーダマンでぶっ倒す!
うーん、子供らしい!
そこでおもちゃ箱をひっくり返してフィギュアを揃え、ついでにブラストグリフォンの残りカスも並べたフィギュア連隊をペシペシ倒すのが子供の頃の遊び方でした。
当時はポケモンも全盛期。
必然的にポケモンのフィギュアが多くなるのですが、ここで思わぬ強敵が現れます。
そう、メタモンです。
メタモンのプラスチックでできたメッキフィギュアがありまして、これを倒すのが至難の技。
メタモンのフォルムを思い返してほしいんですが、あいつ接地面積エグいんですよ。
アレをひっくり返すほどの威力を出そうとすると全力で締め撃ちせねばならず、そうするとコントロールが乱れるという二律背反、アンチノミー。
それを解決したのがハンティングリンクス!
このハンティングリンクスはビーダマンの顔にあたる部分が反射鏡になっており、上から覗き込むことで反射鏡にターゲットサイトが映りコントロールを矯正するという仕組み。
ここに威力とコントロールの両立という最強のビーダマンが君臨…しなかったんですよ。
いや、ハンティングリンクスは頑張ってくれました。
命中率は向上し、締め撃ちすることで威力の維持もできました。
いかんせんメタモンの形状がビー玉当ててひっくり返すことにめちゃくちゃ相性が悪いんですよ。
いまやハリウッドで映画が作られるポケモンとひっそりと消えていったビーダマン。
ポケモンvsビーダマンの異種格闘技戦は、我が家においてもポケモンの圧勝でした。
悲しい。
でもポテンシャルはあると思うので、ビーダマンもベイブレードみたいにメタルの弾を撃ち合えば…!
ダメか。
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