汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第142回 ゲームの極まったエピソード好き。

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまで第142回です。

 

他人のゲームプレイを見ていて時々「何をしているのかわからない」時ってありませんか?

バグかチートを疑うような超スピード移動や異常なダメージを叩き出すのを目の当たりにして呆気にとられるのですが、実はそのゲームのプレイヤーだったら当たり前のテクニックだったりすることもしばしばです。

 

中にはバグや仕様の穴を巧みに利用するプレイもあり、そんなプレイヤーが極まったエピソードを集めるのがとても好きです。

 

強化を解除してくるタイプのボスにあえてコストの低い微妙な強化技を使い、相手が強化解除に1ターン消費する間に攻め込む実質スタン戦法は俺もよく使いますが、何も知らずにそれを見ると敵がまったく意味のない行動を繰り返しているようでバグめいて見えるかもしれませんね。

もっと極まってくるとボスの素早さをギリギリ超えないように調整してボス行動→素早さ含むステータスアップ→ボスより早く強化状態で必殺技!なんていう高等プレイも。

 

そんな絶技をノーミスで繰り出さないといけないからRTAとかってすごいよね。

 

さらに極まってくるとそうしたステータスとかを抜きにして「なんとなくこの後の展開がわかる…」というサイキックな状態になることがあります。

これもバグとかではなく、経験則からこんな状態になることがあるんですよ。マジで。

 

要は敵の行動パターンを把握しているという言ってみればすごく単純な話なんですが、敵も完全に固定されたパターンで動くわけではないですよね。

先程の強化を解除してくるみたいなわかりやすいパターンならまだしも、特定の行動、技、体力の数値など膨大な量のデータを元に行動パターンを決定している敵や、そもそも完全ランダムで行動している敵もいるわけです。

それを経験則で完全に理解して相手の手を全て潰すプレイヤーやランダムと言えどAの後にDはないからBかCのどれか!というふうにパターンを絞り、その後直感で二択を当てていくバケモノのようなプレイヤーも珍しくありません。

 

総じて何も知らない人からしたらチートにしか見えませんよね。

いや、後者の直感ズバズバプレイヤーは本当にチートじみてるんですがね…。

 

極まったプレイヤーというのは何もデジタルなゲームの中だけの話ではなく、アナログゲームもまた然りです。

カードゲームの極まったエピソードもまた多いのですよ。

 

遊戯王で少し前に話題になったのがマンジュシカ便所ワンキルと窃盗カウンター。

 

マンジュシカ便所ワンキルというのは、相手がカードをデッキから引いたらダメージを受ける。という効果を持ったマンジュシカというカードを場に出したのち、お腹が痛い!などと言ってトイレにGO!

遊戯王の公式大会では1ゲームは最長40分で、時間切れの際は残りのライフの多さで勝敗を競うというルールがあるらしく、トイレにこもって40分ギリギリまで粘り、戻ってきて相手がカードを引いたらダメージ与えてタイムアップ!

自分はノーダメージ、相手はマンジュシカの効果で微量なダメージ、ライフの多いボクの勝ちデース!というルールを最悪に悪用した外道殺法。

 

それに対する窃盗カウンターというのは相手が便所にこもっている間に相手のデッキのカードをガチで盗み出し、相手がドヤ顔でマンジュシカ便所ワンキルを決めた瞬間に審判を呼びつけ相手のデッキを確認。

遊戯王ではデッキの枚数は40枚〜60枚と決まっているため、デッキを盗んで40枚未満にすればルール違反で相手の負けという犯罪カウンター。

これもある種の極まったエピソードなのですが、まぁ…許されませんよね。

 

上記は別としてルールに則ったものとしてはインフェルニティというカードを使うプレイヤーがすごいというエピソードがあります。

インフェルニティというカードを先攻1ターンキルに特化したプレイヤー同士は先攻後攻を決めたのちに手札を見せ合えばその後の展開、勝敗、果ては相手のデッキの内容まである程度わかったというエピソードがぶっ飛んでて好きです。

嘘か本当かわかりませんが、そんなテニスの王子様の才気煥発の極みみたいなのがカードゲームで本当にできるのなら、1度お目にかかりたいですね。

 

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