汚泥の底日誌

文章力向上と自分の書きたいことを書き殴るためのブログです。

第397回 ルールやゲームは作るもの!

常日頃からお世話になっております。

ケンロクエンです。

 

おかげさまの第397回です。

 

少し前に性癖カードバトルという10年近く前に考案したゲームをアップデートして友人たちにプレイしてもらったりしたわけですが、こんな感じでゲームそのものはなくとも独自ルールを既存のゲームに付与して遊びに幅を出すというのは誰しも経験があるのではないでしょうか?

例えば友達同士ではハメ技やバグ技、極端なぶっ壊れアイテムは使わないなんてのは遊ぶ時の暗黙の了解、解って当然の不文律として存在したというのはどこにでもある話。

 

それをさらに広げると大富豪や麻雀のローカルルールの如く俺達だけで通じるルールが開発されていくものです。

 

俺の子供の頃だと遊戯王カードによくありましたね。

子供なのでそうそうカードプールも増えないわけで、同じデッキで戦うのも勝ちや負けの筋ができてしまって飽きてしまう。

なのでルールや縛りを追加するわけです。

 

よくやったのは勝利条件ランダムマッチ。

 

遊戯王カードにはデッキをなくすだのなんだのと色々な勝利条件があり、それのどれを満たすかによってデッキ構築の形が変わるわけですが、最もメジャーなのは相手のライフをゼロにすること。

なので必然的に大半のデッキはそれを目指したデッキとなるわけですが、この勝利条件ランダムマッチはゲーム開始時に紙をめくり、その紙に書かれた勝利条件を満たさないと勝ちにならないというもの。

 

クソゲーに半分…いや、8割くらい足をどっぷり漬け込んだルールなんですが、通常目指すライフポイントゼロ以外のルールを引く可能性が非常に低いことを踏まえて自らのライフをドブに捨てるようなハイリスクカードを山ほど打ち込んだバカデッキを組んで遊ぶのは楽しかったですね。

ライブが減らないのをいいことにダメージ無視して突っ込んでくる相手はラスボスのソレ。

そこにダメージではなくライフポイントを「支払う」カードをぶつけてストップさせたりとこのルール独自の妨害手段で立ち向かうのは中々手に汗握るバトルができるのですよ。

 

そんな感じで特殊な条件や一手間を加えて遊びに刺激を与えるのは今でもやるのですが、最近やって面白かったのが「一人称チェンジルール」

紙に私、僕、俺などの一人称を書いてシャッフルして配り、引いたカードに書いてある一人称で喋る以外は普通にゲームするだけなんですけど、一人称が変わるってめちゃくちゃ人格に影響出るんですね。

 

日頃僕なやつが俺で喋ると〜だぜ!と何故か勝気な口調になるのを皮切りに、拙者を引いたやつがナチュラルにござるを語尾につけたり、ワタクシを引いたやつがですわ口調になったりと…。

参加者はみんな男なんだけどなぁ…。

 

このゲームはあくまで一人称を変えるだけでそれ以外はノーチェンジなはずなのに、いつの間にか一人称に引っ張られた話し方をしてしまうので、人とは…個の人格とは…と哲学的悩みが…ないけどね!

 

簡単な割に盛り上がるので、是非やってみてほしいところ。

仲間内での遊びに飽きたらどうぞ!

 

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